「大学と大学院の専攻の賃金プレミアム」

2019/06/21 タグ：若年者雇用環境

発表元：内閣府経済社会総合研究所

経済社会総合研究所発行の「経済分析」第199号（特別編集号）掲載、青山学院大学経済学部准教授・安井健悟氏による論文。能力の代理変数や高校での経験をコントロールしたうえで、2014年のデータを用いて理系と大学院修了の賃金プレミアムを推定した結果では、文系に対する理系の賃金プレミアムは男性が3.2％、女性が11.7％、大学卒に対する大学院の賃金プレミアムは男性で17.8％、女性で23.4％。女性の理系と大学院のそれぞれの賃金プレミアムは2000年と比較するとかなり上昇している。

http://www.esri.go.jp/jp/archive/bun/bun199/bun199c.pdf