笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

歯科衛生士

歯石・歯垢を取り除く、指先を器用に使った作業と、
正しい歯磨きの知識の普及で、虫歯予防に貢献する仕事

どこで働く?

一般の歯科開業医・病院のほか、保健所や市町村の保健センター、企業の健康管理室、歯科医師会の口腔保健センターなど。

何をする?

仕事の基本は、歯科医師をサポートして、歯科治療にたずさわること。具体的には、歯石・歯垢の除去、虫歯予防のためのフッ素塗布、患者の歯型をとる「印象」という作業がある。このほか、患者をはじめ広く一般の人々に、虫歯の予防や正しい歯磨きの方法を伝えていく啓蒙活動も、歯科衛生士の大切な仕事。幼児の検診などでは、歯磨き指導もする。

どんな人と働く?

開業医や病院においては、医師の指導のもと働くことが多い。保健所などでの啓蒙活動は、独立して、自分でスケジュールを決め、学校や幼稚園・保育園などを訪問する。

こんなやりがいがある!

歯石・歯垢の除去の仕事には、単なる知識だけではなく、指先を器用に使った作業技術が必要。患者の歯型をとる「印象」においては特殊な粘土を扱うなど、モノづくり的なやりがいもある。また、歯磨きの習慣をつけ、「なぜ、歯を磨くのか」というような動機づけをするために、メンタルケアも行っていく。治療が終わって、患者から感謝されることもしばしば。さりげない言葉から、自分の仕事の重要性を実感する歯科衛生士も多い。

どんな知識・スキルが必要?

歯科衛生士学校を卒業後、歯科衛生士の国家資格を取得することが必要。

一言コメント

高齢化社会に向けて、自分の歯をできるだけ残そうとする運動や、ストレスなどによる歯周病の増加、美容の面からの歯に対する関心の高まりなどを背景に、歯の衛生に対する意識が高まっているなか、今後さらに大きな活躍が期待される仕事といえる。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

自己分析・適職発見診断ツールのR-CAPシリーズTOPへ