笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

積算

現場で起こりうるすべての事態を想定して、
工事費用の見積もりを立て、予算内で収まるように管理する仕事

どこで働く?

建設会社(ゼネコン)の本社・営業所などのオフィス。必要に応じて、現場の作業事務所に行くこともある。

何をする?

工事費用の見積もりを立て、工事開始後には当初予算どおりに収まるように管理する。建設工事では、建築資材、工作機械、作業員の給与など、非常に多岐にわたる予算配分が求められ、積算の精度によって工事全体の利益が大きく左右されることも多い。

どんな人と働く?

工事の予算を管理する営業担当、設計を行う建築士、実際の工事を担当する現場監督などから得られる情報により、積算の精度を高めていく。実際の作業現場に行ったり、作業員と接触することは、あまりない。

こんなやりがいがある!

正確な数字を導き出すには、工事の中で起こりうるすべての出来事を、デスクの上でシミュレーションできることが前提となる。膨大なファクターの情報を一つにまとめて予算の数字をつくりあげていく仕事は難易度が高い一方で、予測どおりに工事が進んだときの満足感も大きい。

どんな知識・スキルが必要?

入社前に必須の知識・スキルはとくにないが、仕事を進めるためには、建設工事の工法・理論・工程管理に関する知識は欠かせない。このため、この仕事にたずさわっている人の多くは、大学・高専・専門学校の建築科を卒業している。技能士、技術士などの資格取得、新工法や新素材の勉強も仕事のレベルを高めるものになる。

一言コメント

工事の途中で図面やスケジュールが変更されることは非常に多い。その場合でも、当初の予算どおりに行う仕事が理想だ。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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