笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

電機・OA機器系応用研究・技術開発

数年以内に製品化するための新方式開発、性能アップにより、
他社との激しい競争の中、よりよい製品に結実させていく仕事

どこで働く?

電機・通信・OA機器メーカーの研究所や開発部門など。

何をする?

上記のような分野で、新しい製品に必要な素材技術を開発する。研究・開発のテーマとしては、(1)いままでになかった新しい方式の技術を開発する(例:レーザープリンターの新しい印字方式の開発)、(2)従来の方式でつくられる新製品の性能アップを図る(例:インクジェットプリンターの印字を鮮明にするインク吹き付けノズルの開発)という2通りのパターンがある。いずれも、数年以内に製品化が行われることが前提。

どんな人と働く?

研究・開発部門の中では、何人かの技術者が共同で開発にあたることが多い。ほか、商品企画部門や生産部門とは、密接な連絡をとりあいながら仕事を進めていくことになる。

こんなやりがいがある!

この分野の技術というのは、数年後の技術開発目標が明確になっている場合も多い。たとえば、地上波放送のデジタル化に伴い発売されるデジタルテレビ、コンピュータで動画を見るための圧縮技術、BDプレーヤーの再生機器の低コスト化など。みずからの専門技術を存分に生かし、他社に先んじて、よりよい技術を生み出していく、そんな仕事に満足感をおぼえる人に向いている。

どんな知識・スキルが必要?

仕事に必要な資格のようなものはないが、非常に高度な技術を使いこなすため、大学(院)、高専、専門学校などで電気・電子を専攻した人が多い。

一言コメント

企業間競争が非常に激しい分野。それだけに、技術の模倣ができないよう、一つの新技術の周辺に、蜘蛛の巣を張り巡らせるようにいくつもの特許を取得するというような方策をとる企業も多い。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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