笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

素材系商品企画

専門的かつ具体的な顧客要請に応える工業生産の原材料開発のため、
研究・開発・技術・生産などの、大きな「チーム」を動かしていく仕事

どこで働く?

素材・繊維・化学メーカーなどの商品企画部(課)、商品開発部(課)など。

何をする?

一言でいえば、工業生産のための素材(=原材料)を企画する。自社で開発された繊維・石油化学製品などの素材を、一般消費者向け製品などを製造する最終製品メーカーに提供するために、製品の位置づけを明確にした商品化を行う。また、顧客と共同で商品開発を進めたり、商品化後の販売促進活動をサポートする場合もある。

どんな人と働く?

社内の研究・開発・技術・生産部門など、多くのメンバーからなるチームで中心的な役割を果たし、まとめていく。

こんなやりがいがある!

商品を提供する相手(メーカーなどの購買担当)も、モノづくりに関するプロ。原材料については、きわめて具体的な要望をもっている。このため、商品のイメージ・意匠的なことより、「相手の生産効率をどのように向上させていけるか」といった、専門的かつ具体的な課題の追求となることが多い。また、コスト的要求も高い分野だけに、自社の生産体制などをトータルに見渡して、コストパフォーマンスを高めるなど、バランス感覚も必要。

どんな知識・スキルが必要?

入社前に必須の知識・スキルはないが、化学・農学・材料工学を専門的に学んでいた人は、スムーズに入っていける。

一言コメント

ペットボトル再生繊維をアパレル企業向けに提供したり、ダイオキシンを出さないための非塩素系のラップ素材を商品化するなど、社会的な要請に応える活動も最近では進められている。有害物質を排除する代替材料の企画と顧客への情報提供も大切だ。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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