2025年度 IRフォーラム変革する大学!
学修成果の可視化と教学マネジメントの実践
~大きく変わる入学者選抜、学生募集とIR活用の可能性を考える~
プログラムのご案内
- 基調講演
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基調講演
記者の視線から、最近の学生募集事情とIRの可能性
~取材を通じた取組み事例から学生募集の可能性を探る~朝日新聞Thinkキャンパス総合監修者
中村 正史 氏総合型・学校推薦型選抜が入学者の半数を超える最近の学生募集。
大学入試の変更や改組だけでは明確な効果が見えにくい志願者の動向。
志願者数の増加や学生募集で成果を出す大学は、どのような取り組みをしているのか。また、学生募集にとってIRの活用がどのような可能性をもたらすのか。長年にわたり、大学入試や学生募集の取材に携わってきた記者の視点で話題をご提供できればと存じます。
- 事例発表
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追手門学院大学の「第二の開学」
~文理を超えた総合大学化を目指した改組・新設の取り組み~追手門学院大学 大学政策部 次長
足立 崇 氏追手門学院大学では2018年に「長期構想2040」を策定し「文理にまたがる学問領域を担う総合大学としての地位を確立」することを目標に掲げました。この目標の実現に向け、積極的な学部改組・新設により学問領域を拡充し、多様化する教員・学生による文理を超えた教育・研究を支えるキャンパス整備や教育DXを推進してきました。2025年には 本学初の理工系の学部となる理工学部開設と新校舎竣工という2つの大きな事業を「第二の開学」と定め取り組んできました。これらの 近年の本学の取り組みについてご紹介させていただきます。
- 事例発表
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DNAに基づいた大学の差別化と連続的な改革が生んだ学生募集の成果
~社会連携とグローバル化を軸とした改革について~実践女子大学 社会連携推進室部長・経営企画部広報担当部長
浜中 邦興 氏「建学の精神」に基づいた取り組みのなか、マーケットに受け入れられてきた強みを軸に置きながら、入試改革や高大接続、大学間連携など、志願者の動向を意識した施策を講じてまいりました。また、それらの施策を支える組織作りも推進することで、志願者数の増加に結びついております。女子大学の目線から、必要な募集戦略、学生募集へのIR活用について発表させていただきます。
- 進行
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基調講演・事例発表 進行(モデレーター)
京都文教大学 学長
森 正美 氏
フォーラムの概要
- 主催
- 公益財団法人 大学コンソーシアム京都
- 株式会社リアセック
- 日時
- 2025年8月30日(土) 13:00~16:00
- 開催方法
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オンライン配信 (Zoomウェビナー)
- 対象
- 大学・短期大学等 教職員
- 参加費
- 無料
- 定員
- 1000名
※申込先着順
- お申込み
- こちらのフォームよりお申込みください。
申込フォームへ
当日のプログラム
- 13:00~13:05
- 開会挨拶
- 13:05~14:05
- 基調講演 朝日新聞Thinkキャンパス総合監修者 中村 正史 氏
- 14:10~15:00
- 事例発表① 追手門学院大学
- 15:05~15:55
- 事例発表② 実践女子大学
- 15:55~16:00
- 閉会挨拶
平成30年に公表された「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」において、
高等教育改革の実現すべき方向性が示されました。
また令和2年には、大学分科会のなかで「教学マネジメント指針」が取りまとめられ、
各大学では教学マネジメントの確立に向けた取組が定着しつつあります。
しかしながら、大学を取り巻く環境は急激な少子化の進行等により私立大学の
59%以上が定員割れとなり、各⼤学の学生募集状況は依然として厳しい状況にあります。
また、一般選抜が主流だった大学入試も、2008年度以降、私立大学を中心に
総合型・学校推薦型選抜の入学者割合が増え、現在では6割近くまで到達しております。
総合型・学校推薦型選抜へのシフトは、「学力」以外のさまざまな能力を有する
多様な学生を受け入れる可能性が広がった一方で、「学力担保」や「教育の質保証」、
「学生募集」の面で課題となってきており、特に「学生募集」は、
総合型・学校推薦型選抜の場合、早期に半数近い入学者が決定することから、
募集準備の早期化、高校訪問や出張授業、募集広報への投資増だけでは対応できず、
より戦略上の工夫が求められております。
本フォーラムでは、「大きく変わる入学者選抜、学生募集とIR活用の可能性を考える」と題して、
「学生募集」「入学者選抜」をテーマに「学生募集」や「入学者選抜」の場面で
IRデータがどのように活用できるのか、その可能性を考えます。
多くの高等教育機関の皆様に、ぜひご参加賜りますようご案内申し上げます。
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