笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

法務・審査・特許

企業内の法律スペシャリストとして、法的なトラブルを防ぎ、
知的所有権など会社の権利を守っていく仕事

どこで働く?

一般企業の法務部(課)などのスタッフ部門。

何をする?

一言でいえば、企業内の法律的なスペシャリスト。たとえば、企業活動が独占禁止法などにふれないように顧問弁護士と連絡をとりながら方策を考えていく(法務)、個々の契約に関して商法違反項目がないかチェックする(審査)、自社の知的所有権や特許が侵害された場合の訴訟業務を行っていく(特許)…など。正しい法律知識に基づいて判断していく。

どんな人と働く?

社内の各部門との連絡は常に密に行い、さまざまな問い合わせにも応える。顧問弁護士とのパイプ役も務める。

こんなやりがいがある!

企業活動がグローバル化していくなかで、法律的なリスクも大きくなってきている。たとえば、以前、日本企業がアメリカの独占禁止法やPL法にふれ、数百億ドルもの賠償を請求されたことがあった。このようなリスクを水際でくい止めるため、法的知識を駆使する役割の人は、社内からも信頼され、円滑で正しい企業活動を維持していく大切な役割を担っている。

どんな知識・スキルが必要?

入社前に必須の知識・スキルはとくにない。だが、仕事の内容が法律的なことなので、大学(院)や専門学校などで法律を専攻していた人が有利といえる。

一言コメント

セクハラ・過労死など、企業をとりまく新しい法律問題が起こってきている。こうしたなかで、法務・審査・特許担当者も単にルーティンワークをこなすだけではなく、新しい判例情報などを収集して社員にレクチャーしていくなどの、積極的な活動が求められる。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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