笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

通訳・翻訳

語学力プラス日本語のセンスにより、日本語、外国語などを
異なった国の言語に移し替える仕事

どこで働く?

貿易商社、大使館、外国政府の観光局、旅行代理店、翻訳会社などで働く人もいるが、フリーランスで個人として仕事をしている人も多い。

何をする?

いずれも外国語を日本語に、またはその逆に日本語を外国語に訳す仕事。一般的に、会話を訳すのが通訳、文字を訳すのが翻訳とされる。通訳は、外国人観光客の応対、海外の会社との商談、国際会議などが活躍の場。翻訳は、海外のマニュアル、貿易関係の書類、海外文学…など。

どんな人と働く?

通訳の場合は、会話をするということが仕事の重要な部分を成すので、国内外のビジネスマン・芸術家・政治家などとの豊富な接点がある。一方の翻訳は、仕事の発注者との打ち合わせがある程度で、実際の翻訳作業はほとんどが個人作業で行われる。

こんなやりがいがある!

文法と単語の意味を間違えなければ、誰が訳しても同じになるような気がするが、実際はプロの通訳・翻訳が10人いれば、10通りの訳になる。単語をどの意味でとらえるか、どの表現を選ぶか…など。言葉に対するセンスが必要な仕事。他人とは違う自分だけの言葉で表現できたときには、大きな喜びを感じることができることも。

どんな知識・スキルが必要?

英語のスペシャリストのように思われるが、実際には同じぐらい日本語の能力が求められる。この仕事をするのに必須な資格はないが、技術のレベルを示すものには、民間資格の通訳技能検定、翻訳技能審査、JTFほんやく検定などがある。

一言コメント

翻訳の世界で特に人気のある分野は映画の字幕だが、従来は極めて限られた(日本で数人といわれる)人々が独占していた。最近は、ビデオやDVDの普及により、従来に比べると、わずかだが門戸は広がっている。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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