笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

弁護士

裁判での弁護や、管財人として破産企業を整理するなど、
高度な法律知識によって、社会正義を実現していく仕事

どこで働く?

個人、または何人かの弁護士が集まって法律事務所として活動することもある。

何をする?

民事訴訟の代理人になったり、刑事裁判の弁護を行うというイメージが強いが、弁護士の仕事はそれだけではない。たとえば、企業の顧問弁護士になり、特許問題や契約のトラブルの相談に乗ったり、倒産企業の管財人になって資産の整理を行ったり、遺産相続の執行人になったり。法律の専門知識が必要とされるさまざまな場面に弁護士の仕事はある。

どんな人と働く?

基本的には個人で活動することが多い。民事においては依頼人と綿密な打ち合わせを重ねる。また、大規模な訴訟においては、数人から十数人の弁護団を結成することもある。

こんなやりがいがある!

民事・刑事の裁判というものは、一般人には非常に難解な法律知識が必要とされ、弁護士の力を借りなければ、本来責任のない債務を背負わされたり(民事)、冤罪事件に巻き込まれたり(刑事)するおそれがある。弁護士は、このようなことがないように、法律知識を駆使して社会的正義を守っていく仕事といえる。同時に、社会的な信用も高い。

どんな知識・スキルが必要?

弁護士になるためには、司法試験に合格しなくてはならない。国家試験の中でも最難関といわれ、これに合格するまでに何年もかかる人も珍しくない。司法制度改革により、新司法試験が2006年にスタート。法科大学院を修了すると新司法試験の授権資格が得られる。法科大学院を修了しなくても予備試験に合格すれば、新司法試験を受験できる。

一言コメント

最高裁判事や特捜部の検事を務めた後で、弁護士に転身するようなケースもある。また、法律の知識を買われて大学で教鞭をとる人も多い。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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