笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

司法書士・行政書士

法律の規定にもとづいた正確な書類を作成し、
人々の生活に役立てる

どこで働く?

司法書士・行政書士の多くは、個人で開業しているが、このほか、同じ専門の人たちが集まってつくる司法書士事務所・行政書士事務所に勤務する人もいる。

何をする?

どちらも、役所や裁判所など公的機関に提出するための書類づくりを、一般人に依頼されて行う専門家。司法書士は、不動産や法人の登記申請手続きを中心とした書類をつくる。行政書士は、レストランや酒店、ホテル、個人タクシーなどの開業の認可、自動車の登録などに必要な書類をつくる。

どんな人と働く?

同じ事務所のパートナーのほか、依頼人などとの接触があるが、基本的には個人プレイで行うことが多い仕事。

こんなやりがいがある!

司法書士・行政書士の作成する書類の形式は、法律によって厳密に定められ、正しい形式でないと認めてもらえない。このために、一般人の知らない専門的な用語および、その使い方を理解して、書類作成にあたることになる。このように、非常に専門的な書類を正確に書くことで、世の中の人の生活に役立ち、社会的にも高い信頼を得ることができる仕事。

どんな知識・スキルが必要?

司法書士になるには、国家資格の司法書士資格試験を受け、日本司法書士連合会に登録することが必要。同様に、行政書士も国家資格の行政書士資格試験を受け、日本行政書士連合会に登録することが必要になる。また、公務員の行政職を17年以上経験すると、国家試験を免除されて行政書士の資格を得ることができる。

一言コメント

司法書士の合格率は2.6%、行政書士の合格率は5.9%(いずれも98年度)と非常に難関となっている。このために、何年も浪人してから合格→開業という道を進む人も数多い。一方で、宅建主任や土地家屋調査士などの資格とダブルライセンスの人も多い。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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