笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

パタンナー

デザイナーの描く2次元のデザイン画をもとに、
3次元の洋服に仕立てるためのパターン=型紙をつくる仕事

どこで働く?

アパレルメーカーのほか、オートクチュール(注文服)を扱う高級洋品店などの、デザイン・縫製部門。

何をする?

一言でいえば、洋服の型紙をつくる仕事。デザイナーが描くデッサンは紙の上の2次元的なものだが、実際の洋服は、立体。そして、同じように立体的な人間の体にフィットすることが求められる。そこで、デザイナーのイメージを実現するためには、何枚かの型紙(パターン)に分ける必要がある。この2次元のイメージを3次元の実物にするための作業が、パタンナーの仕事になる。

どんな人と働く?

デザイナー、カッター、縫製部員などと共同でひとつの洋服を仕上げていく。

こんなやりがいがある!

複雑なデザインの洋服の場合には、布を裁断してピンで留め、洋服の形にして、フィット感などを調べていく…など、試行錯誤を繰り返すことも多い。その試行錯誤の末、デザイン的にも優れていて、なおかつ着心地のよい洋服を仕立てられたときの満足感は大きいという。

どんな知識・スキルが必要?

必須の資格はないが、技術の水準を測るものとして、パターンメーキング技術検定という民間の検定試験がある。

一言コメント

ファッション画のなかには、実際の形にしてみると「着にくい」「使いにくい」というようなものもあり、そのような場合はデザイナーに逆に指導していくこともある。このように、「洋服を立体的なものとしてつくり上げていくことに関しては自分がプロ」というプライドをもって働くことができる仕事ともいえる。もちろん、アイデアと美的センスを生かせる場面も多い。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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