笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

サウンドエンジニア

複雑なミキシングマシンを使いこなし、
印象的な音楽をメイクアップする

どこで働く?

音楽制作会社やレコーディングスタジオの社員として働くことが多いが、フリーランスの立場で個人として働く人もいる。

何をする?

CDの録音や、コンサートなどで使う音楽・効果音を技術的にサポートしていく。ひとつひとつの楽器の音質、音量バランス、左右の位置などを、複雑なミキシングマシンの操作によってコントロールするほか、音を歪ませる/ぼやけさせる/とぎすませるなどの効果を加えることにより、音楽の全体像を形づくっていく。音のメイクアップアーチストというべき仕事。

どんな人と働く?

レコーディングにあたるプロデューサー、ディレクターとはとくに密接な連携のもとに働く。実際に演奏をするアーチストとも、協力し合いながら、音楽とサウンドを形にしていく。

こんなやりがいがある!

最近は、エレクトロニクス技術の進歩により、ボーカリストが音程やリズムをはずした部分の修正や、ライブテープからノイズを消去するなど、過去には不可能だった音響効果が可能になっている。このため、サウンドエンジニアは、最新の技術知識を100%理解して、アーチストが望む音のイメージに近づけることが求められる。ときには実現がむずかしく思われることもあるが、さまざまな試行錯誤を行い、工夫して課題をクリアしたときの満足感も大。

どんな知識・スキルが必要?

必須となる知識・スキルはとくにないが、ミキシング関係のツールや、コンピュータなど機械操作の能力は仕事に必要。また、微妙な音程や音質を聴き分ける耳の「解像度」も重要。

一言コメント

最近ブームになっているのがリミックスアルバム。サウンドエンジニアがバックの演奏を入れ替えて、曲の印象をまったく変えてしまうという新しいジャンルの仕事を通じて、単なる技術担当ではなく、表現者としても評価されるサウンドエンジニアが増えてきた。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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