笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

シェフ・調理師

材料や味つけをたえず吟味しながら、改善する努力を重ねて、
「おいしい」と喜んでもらえる料理をつくる仕事

どこで働く?

レストランや料理店、ホテル・旅館などの厨房。

何をする?

上記のような接客業で、料理をつくる仕事。洋食の場合の料理長をシェフと呼ぶ。具体的には原材料の仕入れから、下ごしらえ、調理、味つけ、後かたづけなど。また、これらに関してコスト管理も行っていく。必要に応じて、オリジナル料理の企画を行うこともある。

どんな人と働く?

小規模な店舗の場合は、ほとんど一人または数人で行うが、ホテル・旅館などの大人数の料理をつくる厨房では細かく分業化され、和食でいえば、花板、煮方、焼方、追い回しと通称される、さまざまな役割をもって働く。また、フロア(ホール)担当の接客責任者とも細かく連絡をとる。

こんなやりがいがある!

優秀な料理人は、客の食べ残しをきびしくチェックして、材料や味つけ、分量の改善を図っていくという。このように日々の研究を重ねることにより、訪れた人々から「本当に、おいしかった」と言ってもらえることは、ベテランになってもなによりうれしいことだという。

どんな知識・スキルが必要?

上記のような企業に入社してアシスタント的な業務をしている間は調理師の資格は必要ないが、将来、シェフ・料理長になったり、独立をするときには、かならず調理師の国家資格が必要となる。また、ふぐ料理など特殊な分野でシェフ・料理長になるには、専門調理師・調理技能士といった資格を取得しなくてはならない。入社前に必須の知識・スキルはないが、料理専門学校で学んだ知識は役に立つ。

一言コメント

料理を仕事にしている人の中には、独立を目標にしている人も多い。また、のれん分けなどで独立する人もいる。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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