笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

化学・バイオ系生産技術

機械のほか、化学や食品・バイオに関する知識にまで精通して、
高品質な製品を大量生産する方法を考える

どこで働く?

化学・薬品・食品などのメーカーで、組織的には本社または工場に属するが、実際の仕事は、本社・工場・研究所などをひんぱんに行き来しながら進めることが多い。

何をする?

研究所において開発された医薬品・化粧品・洗剤や、商品企画担当が考えた食品などを、工場で大量生産するための製造ラインの企画・設計を行う。具体的には、機械の選定、仕様の決定、また、その製造のために必要な技術開発や、場合によっては機械そのものの開発・設計までを行う。

どんな人と働く?

自社の商品開発者、研究員、工場の管理スタッフなどとの密接な打ち合わせは欠かせない。また、外部の技術者に工作機械の開発や仕様変更を依頼することもある。

こんなやりがいがある!

たとえば化学製品の場合なら、フラスコの中でつくられた化学物質を、月産何十万個と生産していくための方法を考えていく仕事。このため、機械工学だけではなく化学についても、研究者とわたりあえるだけの知識をもって、生産システムを開発していく。また、食品についても、防腐剤などの化学的な専門知識や食品の性質などについての知識を生かせる仕事。機械を使う人や、製品によって助かる人をイメージしやすく、人の役に立っているという実感をもって働けるのが魅力。

どんな知識・スキルが必要?

仕事を進めていくためには、生産に関してどのような新技術があるのかといった電気・機械系の知識のほか、研究スタッフと話が通じ合う程度の化学知識も欠かせない。生産に関する国際標準化規格(ISO)に関する知識の必要性も高まっている。

一言コメント

環境問題に関する市民の意識の高まりとともに、環境にやさしく、自然と共存する工場のあり方も求められている。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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