化学・バイオ系生産・品質管理の職種詳細

笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

化学・バイオ系生産・品質管理

安全性・安定性など、化学的な知識も使いこなしながら、
企業の信頼を支える製品づくりをサポートする

化学・薬品・バイオ・食品などのメーカーで、組織的には工場に属し、いろいろな部署を行き来するが、あまり職場外に出ることはない。

【生産管理】売上げ予測および営業からの発注に従って、生産計画を立て、遂行していく。使用するラインの選定にはじまり、原材料の仕入れ計画、パートタイマーを含む人員計画など。
【品質管理】製品の品質を守っていくために、検査機械の導入、検査の頻度、検査スタッフの配置などに関する計画を立て、これが厳密に行われるようにチェックしていく。不良品が出た場合には、生産ライン全体の改善を含め、再発しないように対策を立てる。

工場内部の各部門の人々との密接な連携は欠かせない。このほか、化学的なテーマについて、研究所スタッフと打ち合わせをするようなこともある。

消費者に対して、商品の信頼を守っていくプライドをもつことができる仕事。化学・薬品メーカーでは、生産管理・品質管理の仕事にも、研究開発を行う技術者と話が通じ合う程度の化学知識により、すぐれた製品をつくりだしていくやりがいがある。また、食品分野（とくにビールなど）でもバイオテクノロジーが使われることが増えており、生産管理・品質管理は、機械だけでなく、化学など幅広い知識を駆使しながら仕事を進めていくことができる。