笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

素材系生産技術

供給先のニーズを満足させる素材を低コストで実現するため、
さまざまな工夫を積み重ねていく仕事

どこで働く?

セラミックス、ゴム、ガラスなどのメーカーで、組織的には本社または工場に属するが、実際の仕事は、本社・工場・研究所などをひんぱんに行き来しながら進めることが多い。

何をする?

最終製品をつくるメーカー(他社)に供給する素材を製造するための、ラインの企画・設計をする。供給先のニーズも多様化しているため、既存のラインでいかに多品種少量生産に対応するかが課題となるケースも多い。

どんな人と働く?

自社の商品開発者、研究員、工場の管理スタッフなどとの密接な打ち合わせは欠かせない。外部の技術者に工作機械の開発や仕様変更を依頼することもある。このほか、顧客企業の技術者から直接依頼を受け、生産ラインの改良などを行うことも。

こんなやりがいがある!

小さな工夫の積み重ねにより、原料のロス削減や、不良率の減少を図ることができ、企業に大きな利益をもたらすことができる。自分の成果が数字という明確なかたちであらわれやすい仕事。

どんな知識・スキルが必要?

入社前に必須の知識・スキルはとくにないが、仕事を進めていくためには、生産に関してどのような新技術があるのか、幅広い情報収集は不可欠。直接得意先と交渉するためコミュニケーション能力もあるとよい。生産に関する国際標準化規格(ISO)に関する知識の必要性も高まっている。

一言コメント

機能性素材の開発や、ファイン化(精密化)が注目されている業界。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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