笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

自動車・運輸機器系生産・品質管理

大量生産と多品種少量生産を両立させる、
巨大な生産システムを動かしていく仕事

どこで働く?

自動車・鉄道・船舶などのメーカーで、組織的には工場に属し、いろいろな部署を行き来するが、あまり外に出ることはない。

何をする?

【生産管理】 マクロ的には、経営計画から割り出される大量な製品の数をスケジュールどおりに生産するため、生産計画を立て、遂行していく。ミクロ的には、全国の販売会社から寄せられる個々の発注に短納期で応えるためのシステム管理を行う。
【品質管理】 製品の品質を守っていくために、検査機械の導入、検査の頻度、検査スタッフの配置などに関する計画を立て、これらを厳密にオペレーションするとともに、不良品発生の原因究明や生産ライン全体の見直しにまで業務の範囲が及ぶことがある。

どんな人と働く?

工場内部の各部門の人々との密接な連携は欠かせない。

こんなやりがいがある!

生産管理に関しては、数多くの部品メーカーからの調達や、輸送会社の能力などさまざまな条件を統合しながら生産ライン全体をコントロールして納期を守っていく達成感がある。一方の品質管理についていえば、自動車が非常に多くの部品からできているうえ、その一つでも不良品を出してしまえば人の生命にも関わってくる。それだけに水も漏らさぬ完璧な検査システムをつくり、機能させていく満足感は大きい。

どんな知識・スキルが必要?

膨大な数の自社製品に関する知識のほか、部品メーカーそれぞれの特徴に精通していることが大切。自動車が好きなことも能力の一つ。

一言コメント

「カンバン方式」(ジャスト・イン・タイム方式)が、世界の共通語となるほどに、自動車の生産管理・品質管理において日本企業は優れている。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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