笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

建設・土木系施工管理

膨大な数のサブコン、あるいは技能工をコントロールして、長い年月、形に残るビルやダムなどを建設する仕事

どこで働く?

建設会社(ゼネコン・サブコン)の本社および建設・土木工事現場。

何をする?

いわゆる現場監督。施工計画にもとづいて工事の進行を管理していく。資材の納入、下請け企業(サブコンなど)の管理と技能工の調達などを通して、完成までのスケジュールを計画どおりに行い、水準以上の工事の品質・信頼性を確保していく。一人が複数の現場を担当することはほとんどない。

どんな人と働く?

工事開始前には、設計者、営業担当など。工事開始後は、下請け企業の責任者に具体的な工事内容を指示していく。また、複数のゼネコンが参加するジョイントベンチャーの場合は、参加各社の施工管理担当と調整しながら工事を進めていくことになる。

こんなやりがいがある!

高層ビルや大規模なダム・トンネル工事など、サブコン数十社、技能工数百人が参加するようなビッグプロジェクトになることも珍しくはない。このように多くの人々が、施工管理担当の指示によりシステマティックに動く姿は壮観。自分が担当した建築物が、長い年月、形として残っていくのも、大きなやりがいとなる。

どんな知識・スキルが必要?

入社前に必須の知識・スキルはとくにないが、建築学・土木工学などの知識は役に立つ。建築・土木とも建築施工管理技師の国家資格があり、これを取得していることが、施工管理担当者の水準を示す。また、サブコンの担当者に指示するための施工図を作成するので、建築知識も必要とされる。

一言コメント

非常に多くの人を調整しコントロールする仕事だが、「人に気を使う」というよりは、工事の納期と品質を最優先して情に流されないことも必要な資質の一つ。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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