笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

設備系施工管理

専門技能士や協力会社をコーディネートして、
高品質な設備を実現していく仕事

どこで働く?

空調・熱源・照明・エレベータなどの設備に関する工事会社の本社および、ビル・住宅などの工事現場。

何をする?

ビル建設においては、多くの場合、ゼネコンの依頼を受けて、設備工事を請け負う。そのうえで、社内外の専門技能士を動かして、スケジュールを守り、高品質な設備を実現していく。

どんな人と働く?

ゼネコンの施工管理者とはたえず密接な連絡をとりあう。専門技能士に対する的確な指示もする。また、この業界では設備全体を受注し、自社に技術のない分野に関しては外注することも多いので、協力企業担当者との打ち合わせも欠かせない。

こんなやりがいがある!

たとえば、配管作業は、壁を塗ったりタイルを貼った後になったら、もう後戻りは不可能。ビル建設という大きな計画を停滞させることなく、緻密な計画性と手配能力、柔軟な対応力で確実に工期内に仕事を完了させられたときの満足感は大きい。

どんな知識・スキルが必要?

入社前に必須の知識・スキルはとくにないが、建築学・土木工学などの知識は役に立つ。建設・土木の設計や施工管理に関する技能士・技術士の国家資格が、技術の水準を示すものといえる。実際に工事作業を行う能力は必要ないが、担当する設備のシステムや理論に関する知識は不可欠。加えて多くの人を指揮・監督するマネジメント能力が重要。

一言コメント

現在のビルは、それ自体がロボットといえるほど、システマティックな構造となっている。そのための設備工事の手配をする仕事にも、複雑なパズルを解いていくようなおもしろさがある。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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