笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典
基礎研究
まだ評価が固まっていない技術的課題について推論し、
実験を通して新しい法則・定理をつくる仕事

メーカー、大学、国や地方公共団体に属する研究所。

直接に製品開発に結びつくものではなく、次世代に向けた新技術の蓄え的な意味合いのもの。現在はまだ評価が固まっていない技術的な課題について、推論し、実験を通して、新しい法則・定理をつくりあげていく。たとえば、「将来の商品化をめざし、遺伝子組み換えで野菜を育てる」のではなく、「野菜の遺伝子組み換えにより、遺伝子そのもののメカニズムを考えていく」ような仕事。

大学教授や研究所長といったキーマンを中心にグループを組んで、一つのテーマにあたることが多い。政府と企業、大学と企業など、複数の研究機関が協力するようなかたちで、一つのテーマを研究していくこともある。

基礎研究のテーマの中には「世界中で誰も到達したことのない真理」もあり、これを発見することは、技術者にとって大きなよろこびといえる。

食品、化学、医薬品、肥料、化粧品、電機などのメーカーや、大学の理工系学部、農学部、医学部や厚生省、気象庁、科学技術庁、防衛庁など政府機関、試験場など地方公共機関。

理系の大学、専門学校、高専、工業高校などで専門的な研究に取り組んだ経験が必要。多くの研究者は、大学院の修士課程、博士課程を修めている。また、研究をつづけていくなかで、学会などで発表された論文などの情報を、たえず収集していくことが必要となる。
自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて
R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。
自己分析・適職発見診断ツールのR-CAPシリーズTOPへ
一言コメント
インターネットの普及とともに、海外の研究者と情報交換を行い、一つのテーマを共同研究するような場面も増えている。