笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

食品系商品企画

消費者の好みや流行の変化を敏感に感じ取り、
たくさんの人に喜んでもらえる商品を企画する仕事

どこで働く?

食品・飲料メーカーの商品企画部(課)、商品開発部(課)など。

何をする?

工場で大量生産し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売することを前提とした食品・飲料の商品の企画を行う。仕事は大きく、品質=味の決定と、意匠=商品名、パッケージの企画に分かれる。また、商品コンセプトの固まったのちには、類似商品はないか、商品名の商標登録は大丈夫か・・・など、細かなチェック作業も行う。

どんな人と働く?

商品企画は、一人で行う場合と、数人のチームで仕事を進める場合がある。また、営業・販売・研究・生産など社内各部門、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのバイヤー、店舗責任者、モニターを依頼する一般消費者など、非常に多くの人々との関わりの中で商品は生まれてくる。

こんなやりがいがある!

「誰が食べてもおいしい」というような絶対的価値が存在しない世界で、自分なりに考えて、ターゲットをしぼり、セールスポイントや味を企画していく。ある会社で「おにぎり」専用調味料の開発を行った人は、少しずつ味を変えたおにぎりを、毎日なんと50個ずつ食べて、その味を決定したという。こうした苦労もあるからこそ、ヒット商品を生み出したときのよろこびは、何倍にも大きくなるという。

どんな知識・スキルが必要?

入社前にどうしても必要な知識・資格はないが、食品製造の技術的な部分についての、基本的な知識程度はあったほうがよい。仕事を進めていくためには、独創性・アイデアの豊富さだけではなく、情報収集・分析能力が必要。

一言コメント

毎日必ず、スーパーマーケットを訪れ、どんな商品が売れているかを研究するという人もいるほど。ヒット商品は、そんな積み重ねから生まれてくる。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

自己分析・適職発見診断ツールのR-CAPシリーズTOPへ