笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

化学・薬品系商品企画

研究所で生まれた「技術成果」を、
一般消費者が望む「商品」の形にまとめあげる仕事

どこで働く?

化学メーカー、医薬品メーカーなどの商品企画部(課)、商品開発部(課)など。

何をする?

自社の研究所の成果、または学会動向などを調査して、一般消費者、企業、病院・医院などのために、化学製品・医薬品などを企画する。具体的には、商品のコンセプト、ターゲット、商品名、価格などのマスタープランを提案し、社内の討議を経て、商品化にゴーサインが出た後、市場に出るまでに必要な細部の企画を煮つめていく。

どんな人と働く?

基本的に、先端技術を背景とした商品なので、自社の研究員との連絡は不可欠。大量生産をするための工場スタッフ、またパッケージを企画するためには販売促進スタッフなどの意見を聞きながら、売れる=利益の上がる商品のアウトラインを固めていく。

こんなやりがいがある!

アカデミックな科学技術を、そのとき社会で求められている形に翻訳する仕事。自分の社会動向分析と推論で形にした商品が、予想どおりの売れ行きを示したときには、大きなやりがいを感じる。本来かけ離れた2つの世界を結びつけるところが、この仕事のポイントといえる。

どんな知識・スキルが必要?

入社前に化学・医学・生物学などの基礎的な知識があれば、スムーズに入っていける。このため、他業種の商品企画担当者に比べ、理系出身者の比率が高い。

一言コメント

たとえば「脂肪を燃えやすくする」スポーツドリンクは、スズメバチの体内物質の研究をもとに開発されたものだったが、これを、スポーツジムなどがさかんになり、一般人でも有酸素運動という生理学用語がわかるようになってきた時代背景と結びつけたところに、ヒットの理由があったといわれている。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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