笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

化学・バイオ系応用研究・技術開発

新しく発売される医薬品や化学製品、食品のために必要な、
シーズ型・ニーズ型の研究・開発を行っていく仕事

どこで働く?

化学・医薬品・食品・飲料メーカーなどの研究所や開発部門など。

何をする?

上記のような分野で、新しい製品に必要な素材技術を開発する。応用研究と技術開発の区分は明確にできないが、応用研究は主として、製品化を前提とせずに技術をストックしておく仕事(シーズ型研究)で、技術開発は、製品化に必要な技術を用意する仕事(ニーズ型開発)。たとえば、「さまざまなダイエット甘味料を研究し、画期的な商品化の計画ができたら対応できるようにする」のが応用研究。「来年4月に発売される清涼飲料水のためにダイエット甘味料を開発する」のが技術開発。

どんな人と働く?

研究・開発部門の中では、何人かの技術者が共同で開発にあたることが多い。ほか、商品企画部門や生産部門とは、密接な連絡をとりあいながら仕事を進めていくことになる。

こんなやりがいがある!

遺伝子組み換え、クローン技術など、最先端のバイオテクノロジーを研究する分野。それだけに、国内や海外の学会で発表された最新の技術動向を視野に入れながら、「自社の製品に利用できそうな技術はないか」と考えていく。また、応用研究・技術開発の成果を技術者が学会で発表するようなこともある。大学の研究室にも似た学術的な空気の中で進めていける仕事。

どんな知識・スキルが必要?

仕事に必要な資格のようなものはないが、非常に高度な技術を使いこなすことになるため、大学(院)、高専、専門学校で、化学・生物学などを専攻した人が多い。

一言コメント

ビーカーの中で細菌や細胞を培養したり、顕微鏡を使ってこれらを観察したり、長い時間をかけた地道な作業が多いのも特徴。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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