笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

半導体設計

猛烈なスピードで技術競争が行われている分野において、
電気・電子の知識と論理的な思考で、集積化・高機能化をめざす仕事

どこで働く?

家電・エレクトロニクス・自動車・半導体メーカーなどの開発部門。

何をする?

半導体の「機能」を設計する。大きく分けて、CPU(MPU)、メモリなどの汎用製品を設計する仕事と、ワンチップマイコンなどのカスタムチップを設計する仕事がある。いずれも、求められる機能にもとづいて、(1)何をするかを検討し、(2)ロジックを組み立て、(3)トランジスタなどを半導体の中にレイアウトしていくという手順で行われる。半導体の集積化は猛烈なスピードで進みつづけ、現在では、数ミリ角の半導体のために、CAD/CAM内部で小さな町ほどの面積のある図面が作成されることも。

どんな人と働く?

一つの半導体を設計するのに、場合によっては数十人の技術者が関わることもある。まとめ役となる人物はいるが、顧客などと打ち合わせをすることはあまりない。

こんなやりがいがある!

集積化・高機能化をめざす技術競争が激烈に進められている分野。この分野の技術者には、常に「世界最高」をめざして競争をつづける大きなプレッシャーがあると同時に、これを成し遂げたときの満足感も大きい。

どんな知識・スキルが必要?

仕事に役立つ資格としては、国家資格のプロダクションエンジニア、文部省認定のディジタル技術検定などがある。非常に高度な電気・電子の専門知識が必要なため、この分野の仕事に就く人の多くは、大学(院)、高専、専門学校などで電気・電子工学(ハード・ソフト)を学んでいる。

一言コメント

半導体の設計は、相互にネットワークで結ばれ、コンピュータ内部で共同作業が可能な、きわめて高度なCAD/CAMを使用して行われる。このため、実際にチームを組んでいるメンバーが遠隔地にいたり、ほとんど顔を合わさないようなこともある。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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