笑顔の数だけ、仕事がある R-CAP 職種事典

電気通信技術者

日本中で、電話・携帯・PHSサービスが受けられるように、
中継局などの設備計画から、電話局内システムの開発まで行う仕事

どこで働く?

長距離通信事業者、地域通信事業者、衛星通信事業者、国際通信事業者の企画部門、技術開発部門など。

何をする?

一言でいえば、電話会社のためにインフラ(基盤技術)をつくる。日本全国(および世界中)で、電話・インターネット・携帯電話・PHS・ポケットベルのサービスが受けられるように、中継局・発信局などをどこに置くか、アンテナや光ファイバーケーブル、交換機などはどのくらいの性能のものを施設するかなどを計画し、そのうえで細部設計を行っていく。また、電話局内で、電話の移設や料金確認などのサービスを行うための支援システムの開発なども行う。

どんな人と働く?

通信のインフラをつくる仕事は、何千人もの技術者が参加するかたちで行われるが、その仕事領域は細分化され、数人ないし数十人のチームで行われることが多い。

こんなやりがいがある!

阪神・淡路大震災のときには、電話がつながらないことがパニックを大きくしたといわれている。どんな場合にも安定した通信の精度を維持できる全体システム・部分システムをつくりあげ、それが計画どおりに作動して国民生活に寄与しているのを見るのは、この分野の技術者の大きなやりがいといえる。

どんな知識・スキルが必要?

仕事に必要な資格としては、国家資格の電気通信主任技術者(第1種・第2種・線路の3種類)がある。全国的な通信インフラの計画のような仕事には、非常に高度な電気・電子の専門知識が必要になる。このために、大学(院)、高専、専門学校などで電気・電子工学(重電・通信など)を学んでいる人が多い。

一言コメント

文字通り日本全体をカバーする巨大なネットワークにたずさわっていく、社会の中でも存在感の大きな仕事だ。

自己分析・適職診断プログラムR-CAPについて

R-CAPは、科学的な理論と手法に基づき社会の第一線で活躍する140職種・2万人のデータを元に開発。客観的な自己分析を実現する就職活動支援ツールとしてシリーズ累計100万人以上が利用している自己診断ツールです。エントリーシート対策や面接対策にご活用いただけます。

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