セミナーの趣旨

グローバル化した｢知識基盤社会｣と言われる現代では、専門的な知識の習得とともに、社会人として活躍できる能力（=ジェネリックスキル）を身につけさせることが、高等教育の課題となっています｡そうした能力は「社会人基礎力」や「学士力」として表現され､その育成のためのさまざまな取り組みが行われています。そして、そうした取り組みはＩＲ（Institute Research）を通して検証され、その改善が図られています。

ジェネリックスキルの評価は、プログレスシートやポートフォリオによる学生自身の振り返りや、質問紙を用いた調査などが主流になっています。しかし、ＯＥＣＤがＡＨＥＬＯの実施を計画しているように、客観的な「測定」の必要性も認識されています。このセミナーでは、河合塾とリアセック社が共同で開発した、大学生のジェネリックスキルを客観的に測定する｢ＰＲＯＧ（プログ）｣テストと、それを用いた大学での取り組み事例をご紹介し、学士課程教育と結びついたジェネリックスキルの育成と評価のモデルを提示させていただきました。

当日のプログラム等はコチラからご参照いただけます。
また、今後のセミナー開催情報に関しましては、リアセック社ホームページにて随時情報提供させていただいておりますので、ご興味の方は是非ご参照くださいませ。