[ 卒業生調査について ]

卒業生調査とは

OBOGを対象とした実態調査

卒業生調査とは、大学・短大を卒業し一定期間を経過したOBOGを対象に、アンケートやインタビューを通じて行う調査のことです。
(稀に卒業時点で在学生に行う調査を卒業生調査と呼ぶこともあります)
調査を通じて
・ 学生生活に対する満足度や学修経験
・ 在学中に身につけた能力
・ 現在の職業生活
等について実態の把握・分析を行います。

調査結果は、教学改革やキャリア支援、入試広報のPRなど、幅広い分野で活用されています。
最近では文部科学省が提唱する「教学マネジメント指針」においても、「学修成果の可視化」の一環として卒業生調査の実施は推奨されており、私立大学においては経常費補助金の評価項目へ設定されるなど、益々重要な取り組みとなっています。

卒業生調査は誰のためのもの?

調査目的は千差万別

「学修成果の可視化」という観点に重きを置きつつも、調査で知りたい事は各大学により千差万別です。そのため調査設計時に「誰のために何を調査するのか」「この調査で明らかにしたいことは何か」という目的を明確にすることが大切になります。
卒業生調査は入試、教学、就職など学内の様々な部門に関連する貴重な機会となるため「せっかくの機会だからあれもこれもたくさん聞きたい」と、設問量が多くなりがちです。しかしあまりに大量の設問を設定してしまうと、回答者の意欲低下、回答の放棄や途中離脱が増え、結果的に情報の精度や回収率の低下など、マイナスの影響が生じかねません。
収集した回答結果を「活用できるデータ」にするためにも、回答者の負担を考慮し、スマホやタブレットを使って10~15分程度で回答できるように設計することも重要です。

卒業生調査結果の活用事例

各部署の活用事例

卒業生調査は学内の様々な部署で活用されています。
各部署ごとにどのような活用事例があるか、以下にその代表例をご紹介致します。

① IRでの活用

② 学長(経営ボード)・学部長・学科長・教学関係での活用

③ キャリアセンターでの活用

④ 入試広報での活用

卒業生調査の価値

真の意味での学修成果の可視化

大学教育の真価の一つの捉え方として「卒業生が大学で身につけたことをどれほど発揮し、社会で活躍しているか」という事があげられます。
必ずしも大学で学んだ専門知識がそのまま進路先で活用されなくても、専門知識を得る過程で身に付いたリテラシーやコンピテンシーといった「社会で求められるジェネリックスキル」は社会での活躍と密接に関わってきます。

卒業生調査は、社会に羽ばたいていった卒業生の現在の活躍を定量的に明らかにし、大学での学びと結びつける、真の意味での学修成果の可視化なのです。

RELATED SERVICES

関連サービスのご紹介

卒業生調査の実施の他、ジェネリックスキルの可視化のための
アセスメントもご提供させていただいております。

リアセックの卒業生調査
(卒業後アンケート調査)

学修成果の可視化・内部質保証
のための大学改革支援調査

ジェネリックスキルの測定
(PROG)

リテラシーとコンピテンシーの
二面に分けて測定し育成を支援

お申込み/お問い合わせ先
株式会社リアセック

お問合せフォーム
0120-769-396 email:riasec
PRODUCED BY RIASEC