社会で期待される
ジェネリックスキル
現代の高等教育は、専門的な知識の習得とともに、「社会人基礎力(経済産業省)」や「学士力(中央教育審議会答申)」、あるいは「学力の3要素」などで提唱されているように、ジェネリックスキル(汎用的能力)の育成が求められています。
多大学での分析結果より、ジェネリックスキルが高い学生は、
① 早期に内定を獲得している
② 大学生活を満足して過ごしている
事が、見えてきました。
ジェネリックスキルは学業・課外活動など、充実した学生生活を送る事で育成されると考えます。
充実した学生生活を送らせるためには、初年次教育や、低年次からのキャリア教育を通じて、学生のキャリア自立を促す事が肝要です。
1
初年次にジェネリックスキルの測定を通し、客観的に自分の強みを理解し、まずは自信を持たせます。
2
学内のどのような活動でジェネリックスキルが育成されるのかを示し、強みを伸ばす、課題を克服できるよう、学習計画を立ててゆきます。
3
1年後、再度ジェネリックスキルを測定し、自らの成長を客観的に振り返ります。
そして、成長の要因となった学習体験を言語化することで、さらに次の1年の計画を立ててゆきます。
4
3年次に受験し、これまでの学習体験をまとめ、自分自身で納得にゆく、自己PRを作成し、就職活動において活用していきます。
主体的な学習支援を促すうえで、自分の強みや課題を振り返り、どの力をどのような活動で伸ばしていくかを考えさせる事が必要です。成長の場は、授業やボランティア、サークル等、正課内外問わず、様々な場所にあるため、学生にしっかりと提示し、誘っていく事が有効だと考えます。動画では、PROGを活用した主体的な学習支援の一例をご紹介します。
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