学生用テキストブック
授業や自主活動でアクティブラーニングを実践できる

テキストブック

学生同士の楽しい学びを演出するデザインと構成

B5サイズ 228ページ
定価 3,300円(税込)+送料・梱包費用

  • キャラクターが登場するユニークなテキスト
  • 学生同士の学び合いが効果的に促進される構成

 
【構成の特徴】

  • 楽しみながら問題解決力が身につく半期15回構成
  • 各ディスカッションテーマ、プロジェクト内容は、授業1~2回分で完結
  • ジェネリックスキルの自己評価ツールつき
  • 学生同士でも進められる3ステップ進行
    ・インストラクション(進め方のガイド)
    ・ワーク(ディスカッションやプロジェクト活動)
    ・レビュー(体験後に学びを深めるふりかえり)

ちょっとだけ授業の様子をご紹介

Episode2 ディスカッション型プログラム

初回授業では、楽しい自己紹介ゲームでお互いを知り合い、クラス全体に打ち解けた雰囲気ができあがった。タクナルでの学び方も理解したところで今日は第2回。
まず、テキストの「今日のねらい」を読んでスタート。
議論することに慣れよう、良い議論とは何か、良い議論を創るうえで、大切なことは何かを楽しみながら、発見していきましょう。」

今日のプログラムに取組む構えができたところで、早速軽く意見交換ゲーム「どちらがよりこわい先生だと思うか」へ。チーム内でいろんな意見が出たところで終了。
クラス全体で各チームで出た意見を共有。楽しい意見交換ができたことで、「お互いの違いを楽しむことや、自分の意見と理由を伝えると議論が良いものになっていくことを、ふりかえり体感。

意見交換を楽しくするコツを体感したところで、今日のメイン、議論ゲーム「無人島」へ。
これは、議論を通じて、チームで一つの答えを出すケース。無人島でサバイバルするチームが持ち出せるアイテムは、①ナイフ②毛布③ライター④ラジオ⑤非常用缶詰の中から1つだけ。
個人で意見を考え、チーム討議。白熱した議論の結果を全体で共有へ。

全体共有では、多様な意見が出ることで、途中で結論が変わるチームが出たり、少数派が多数派に勝ったりと、予想外の展開になることも。
議論の結果を共有した後は、ふりかえり。よい議論をつくるために必要なことを全員で考えます。次回、もっとよい議論がしたい!という気持ちをもって、今日の授業は終了。

体験者の感想コメント

「話し合いが楽しくなる」「チームで取組めることが役立つ」

  • 最初は大学生になっても、このような模造紙作りなんかするのかー、とめんどくさいなと思っていました。でも、やってみて、チームのみんなと意見を共有したり、時間外で集まったり、楽しかったです。先生に言われた“一生懸命”さはとても大切なPOINTだと改めて実感しました。何事にも一生懸命取り組めば、素晴らしい結果につながると思いました。
  • リーダーとして意見をまとめる大変さ、時間配分、いざやろうと思ってもなかなか思い通りにできなく、難しいと思った。この授業を通して練習になり、またチームとして1つの目的に向かって討論する大変さ、楽しさがわかった。
  • チームで協力して一つの課題に向かってがんばる事が大変でした。入学してまだ会ったばかりだけど大学に入ってこうやって 自分の意見を伝える場所があるってことはすばらしいと思った。一回一回フィードバックしていくうちに次やるべき事がみつかる。
  • 一つのテーマに対していくつものアプローチの方法があり、自分達次第でまったく違ったものになるんだということがわかった。
  • こんな深くまで、考えるのか!調べるのか!って自分たちがあんまり、ふかーく考えていなかったことに、気付かされました。
  • どんどん案をあげていった方がよい。みんなで協力することの大変さと楽しさを学んだ。この講義に参加してプロジェクトを進めることで自分の意見もしっかり出せて人見知りも改善されているとかんじた。準備の大事さを学んだ。他の人の意見をきいてなるほどと思うことが多かった。