ジェネリックスキルとは

世界での状況

これから益々変化していく社会、その中で活躍していく為に、どんな時も汎用的に役立つ能力・態度・志向=ジェネリックスキルが今、世界的に求められています。
例えばOECD(経済協力開発機構)では、単なる知識や技能だけではなく、特定の文脈の中で複雑な要求(課題)に対応することができる力として、①社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力 ②多様な社会グループにおける人間関係形成能力 ③自律的に行動する能力の重要性を説いています。
その他21世紀スキルを始めとして各国が様々な「ジェネリックスキル」の定義とその習得の必要性を説いています。

OECDの提唱したキー・コンピテンシーおよびその他各国の事例

国内での状況

社会の変革に応える新しいチカラに注目する海外の動きに追随し、国内でも各省庁がさまざまなかたちでその必要性を提唱し定義づけを行ってきました。そうした時代の要請に呼応して誕生したPROGは、各方面から提示されているスキルに対応しています。

  • 内閣府
    人間力
    社会を構成し運営するとともに、自立したひとりの人間として力強く生きていくための総合的なチカラ。2003年に内閣府から発表された「人間力戦略研究会報告書」で提示されました。知的能力や社会・対人関係力などの要素を総合的にバランスよく高めることが人間力UPにつながると定義されています。
  • 経済産業省
    社会人基礎力
    2006年に経済産業省の「社会人基礎力に関する研究会」で提唱されたもので、組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力。前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」という3つの分類をもとに12のチカラから構成されています。
  • 中央教育審議会
    学士力
    「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」「統合的な学習経験と創造的思考力」の4つの観点から提示。グローバル化する知識基盤社会、学習社会において「学士」に求められるチカラを指します。2008年、文部科学省の「学士課程教育の構築に向けて」中央教育審議会で提唱されました。
  • 文部科学省
    就業力キャリア教育における
    「基礎的・汎用的能力」
    2011年に文部科学省の「大学生の就業力育成支援事業」の中で提示されたもの。学生が卒業後、自らの素質を向上させ、社会的・職業的自立を図るために必要な能力を指します。大学で社会的・職業的自立につながる就業力をしっかりと身につけさせることが重要と説いています。文部科学省が「キャリア発達にかかわる諸能力」として挙げた4領域8能力を、2011年の「キャリア教育の手引き」で整理したもの。「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアプランニング能力」の4つのチカラで構成されています。
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