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社会が大学に求める人材育成 ―学ぶと働くをつなぐために―

第16回大学改革シンポジウム(国大協主催)基調講演

2017/12/04  タグ:  

角方正幸(「キャリアの広場」責任者/____
リアセックキャリア総合研究所所長)

国立大学協会主催の第16回大学改革シンポジウムが11月17日に開催されました。今回は「社会で活躍する人材育成(国立大学と社会をつなぐ)」というテーマで、基調講演をキャリアの広場責任者(リアセックキャリア総合研究所所長)の角方が担当しましたので、その概要をご報告します。なお、詳しくは当日の配布資料(スライド)と音声データをアーカイブしたのでそちらをご参照ください。

スライド


音声データ

【基調講演テーマ】
社会が大学に求める人材育成 ―学ぶと働くをつなぐために―

次の4点について順に説明し、最後に若者の人材育成を大学と企業が連携して責任を持つ時代へと向かうべきだとの持論を展開した。
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1. 企業(社会)が求める人材とは?

社会経済の急激な変化に伴い社会が求める大卒人材も変化している。
過去に実施してきた各種企業アンケート調査などから企業が重視する能力の変化を調べたところ、最近は熱意や意欲などを重視する傾向が強まっている。

2. 能力の見える化と評価/測定

企業が求める人材と大学教育の連動を図るため能力の「見える化」が求められた。
そこで、基礎力(リクルート、リアセック)、社会人基礎力(経済産業省)、学士力(文部科学省)などの能力定義が相次いで発表された。国際的にはOECDのDeSeCoプロジェクトが先行していて、3つのキー・コンピテンシー(異質な集団で交流する/自律的に活動する/道具を相互作用的に活用する)の定義と選択を行った。

3. 人が育つ大学教育へ向けて~授業満足度から学修成果へ~

学生が大学教育によって育つ構造を「学修成果生成メカニズム」として図解し、大学生活と大学教育や授業内容を俯瞰した。そのうえで、能力の伸長を分析するためPROGデータと学生アンケート等との関連分析を行った事例を紹介。インターンシップの効果測定やアクティブラーニング型授業の参加度合いで伸長傾向が異なるかを検証している。その結果、コンピテンシー伸長には主体的な関与が重要で、単に経験した時間だけでは測れないことが分かった。

4. 学ぶと働くをつなぐために~大学と企業のより良い関係を目指して~

平成22年から26年にかけて実施された文科省の「就業力育成事業」「産業界ニーズ事業」を振り返り、今後、大学の存在及びそこでの人材育成は、地域や社会に拓けたものへと変化すると展望。具体的には、インターンシップの機会拡大や産学連携強化を通じ、若者の人材育成は大学と企業が連携して責任を持つ時代へと変わっていくと締めくくった。

〇国大協のシンポジウム報告
http://www.janu.jp/news/whatsnew/20171117-wnew-daigakukaikaku.html

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