少子化要因としての雇用不安定化～急がれる子育て世代の経済的基盤の強化

2011/12/01

発表元：みずほ総合研究所株式会社（政策調査部主任研究員　大嶋寧子）

少子化の背景には「結婚のしにくさ」と「夫婦の子どもの持ちにくさ」の2つの要因が関わっている。さらにその背景として、男性の雇用の不安定化がこの2つの要因に働きかけ、いっそう少子化に歯止めがかかりにくい状況を作り出していると考えられる。
このレポートでは少子化と雇用不安定化の関係を各種資料からみるとともに、子どもを生みやすい環境を整備するため、政府・企業の取り組みの一層の強化、高校・大学におけるキャリア教育の充実と職業移行への強力なバックアップなどを提言する。

http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/research/r111201employ.pdf