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派遣労働は正社員への踏み石か、それとも不安定雇用への入り口か

2011/12/12

発表元:独立行政法人経済産業研究所(奥平寛子(岡山大学)、大竹文雄(大阪大学)、久米功一(名古屋商科大学)、鶴光太郎(同研究所上席研究員))

非正規労働は、将来的に正社員へのステップアップにつながるのかどうか。比較的最近のアンケート調査のデータを用いて、派遣労働を通じて就労することがその後の正社員への転換状況や賃金率にどのような影響を与えたのかを検証する。
ノンテクニカルサマリー(著者による個人的見解)においては、(1).派遣労働を通じて働くことは、失業状態でいることと比べてその後の賃金率が有意に高くなる、(2).派遣労働を通じて働くことは、パート・アルバイトよりもその後の正社員就業率が低くなる可能性がある、ことを指摘。派遣労働は少なくとも短期的には収入を支える一方、正社員就業への踏み石としての機能を果たしてこなかったと推論している。

http://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/11e077.html

 

 

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