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キャリアの広場 - エリア Archive

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★7月まとめ★中部エリアの就業力関連ニュース

7月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、中部エリアのものをまとめた。
(●印は「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」参加校関連)

●第4回北陸地区大学・短大「連携FD」研修会、開催報告を掲載
_2014/07/25 発表元:「産業界のニーズ~」事業中部地域ブロック
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8255

●「WACE世界大会in Kyoto プレ大会」でインターンシップの成果を報告
_2014/07/17 発表元:名古屋産業大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8213

○中京地域新入社員、男性で「管理職志向」強まる――新入社員の意識調査
_2014/07/09 発表元:株式会社共立総合研究所
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8161

このエリアでは他に以下のニュースもあった。

●インターンシップ(導入)研修先研究報告会実施報告
_2014/07/28 発表元:名古屋産業大学
_http://www.nagoya-su.ac.jp/needs/?p=810

●「産業界ニーズ事業 特別セミナー」が9月24日に開催
_2014/07/25 発表元:中部大学
_http://www3.chubu.ac.jp/expert_training/news/6993/

●平成26年度 長期インターンシップ実施から学ぶこと
_2014/07/23 発表元:名古屋産業大学
_http://www.nagoya-su.ac.jp/needs/?p=788

●キャリアプランニング科のFD活動で「ルーブリック評価」を議論
_2014/07/22 発表元:豊橋創造大学
_http://project.sozo.ac.jp/portal/node/411

★7月まとめ★関越エリアの就業力関連ニュース

7月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、関越エリアのものをまとめた。
(●印は「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」参加校関連)

○東洋大学と鶴ヶ島市、 相互連携協力に関する基本協定を締結
_2014/07/28 発表元:東洋大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8287

●「教育現場のニーズに対応した学校ボランティアフォーラム」開催報告
_2014/07/24 発表元:上越教育大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8249

●聖学院大学、「2014年度入学前スタートアップ講座報告書」を発行
_2014/07/15 発表元:聖学院大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8207

●シンポジウム「人にやさしい社会づくり~これからの社会で必要とされる学びとは~」を7月13日に開催
_2014/07/04 発表元:千葉商科大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8097

このエリアでは他に以下のニュースもあった。

○地域活性化プロジェクト2014(川越 中央通り周辺地区)中間報告会を8月6日に開催
_2014/07/23 発表元:東洋大学
_http://www.toyo.ac.jp/site/isa/53013.html

○地域活性化プロジェクト2014(川越 霞ヶ関北地区)中間報告会を8月2日に開催
_2014/07/23 発表元:東洋大学
_http://www.toyo.ac.jp/site/isa/52974.html

●テーマB 新潟県インターンシップ推進委員会開催報告
_2014/07/03 発表元:「産業界のニーズ~」事業関越ブロック(幹事校:新潟大学)
_http://www.kanetsu-gp.jp/info/view.php?id=134

★7月まとめ★首都圏エリアの就業力関連ニュース

7月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、首都圏エリアのものをまとめた。
(●印は「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」参加校関連)

●「はたらく力測定アセスメント」実施と受検者募集を発表――「産業界のニーズ~」事業、首都圏グループ
_2014/07/01 発表元:法政大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8091

このエリアでは他に以下のニュースもあった。

○東京都内主要経済団体に対する平成27年3月卒業予定者向け求人拡大要請
_2014/07/25 発表元:厚生労働省東京労働局
_http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/topics/2014/_120682.html

●トキワ荘通り協働プロジェクトのイベントで都内7大学の学生が実行委員会を立ち上げ――「産業界のニーズ~」首都圏グループ
_2014/07/25 発表元:東京都豊島区
_https://www.city.toshima.lg.jp/koho/hodo/033247.html

○実践女子大学、「実践プロジェクト」プレゼンテーション大会を開催
_2014/07/17 発表元:実践女子大学(大学プレスセンター)
_http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6830

●学生事業運営プロジェクト、事業企画・運営・販売までの経過を紹介――「産業界のニーズ~」首都圏グループ
_2014/07/14 発表元:OUTLET UNIVERSITY ONLINE
_http://outlet-japan-online.com/index.html

●アパレルショップ「おしゃれ大学」を出店――「産業界のニーズ~」首都圏グループ「企画販売店舗の事業運営インターンシップ」
_2014/07/08 発表元:青山学院大学
_http://www.aoyama.ac.jp/info/news/2014/01662/

●法政大学、「はたらく力養成ゼミ」を開講
_2014/07/04 発表元:法政大学
_http://3dep.hosei.ac.jp/news/details/2014/07/04/id3416

○公開シンポジウム「初年次教育の現在と近未来~高校・大学・社会のダイアローグ」を8月2日に開催
_2014/07/03 発表元:明星大学
_http://www.meisei-u.ac.jp/2014/2014070302.html

★7月まとめ★北海道・東北エリアの就業力関連ニュース

7月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、北海道・東北エリアのものをまとめた。
(●印は「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」参加校関連)

●「平成26年度東北地域大学教育推進連絡会議」を10月18日に開催
_2014/07/18 発表元:弘前大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8196

●「課題解決型学習と主体的な学び―大学生のチャレンジ2014―」中間報告会を7月18日に開催
_2014/07/04 発表元:「産業界のニーズ~」事業、北海道・東北ブロック(幹事校:秋田県立大学)
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8076

このエリアでは他に以下のニュースもあった。

○Aターン(秋田県へのU・I・Jターン)就職相談会を8月14日・15日に開催
_2014/07/28 発表元:厚生労働省秋田労働局
_http://akita-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0108/8461/201472917428.pdf

●「異文化交流をしよう(C・C・C)Cross Cultural Camp in Tazawa」参加学生募集
_2014/07/17 発表元:秋田大学ACEP事務局
_http://www.akita-u.ac.jp/acep/eventa/item.cgi?pro&75

○岩手大学・富士大学において「労働法制周知セミナー」を開催
_2014/07/15 発表元:厚生労働省岩手労働局
_http://iwate-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/iwate-roudoukyoku/date/
_kikaku/pdf/20140717roudouhouseishuutiiwadaifujidai.pdf

○「岩手県U・IターンフェアI」を8月24日に東京・秋葉原で開催
_2014/07/07 発表元:厚生労働省岩手労働局
_http://iwate-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/iwate-roudoukyoku/date/
_antei/gakusotu/20140824UIturnfair.pdf

○平成26年新入社員の意識調査
_2014/07/01 発表元:青森銀行
_http://www.a-bank.jp/contents/guide/businessreport/other/pdf/isiki_2014.pdf

滋賀県立大学、「近江八幡デザイン・カレッジ」を開設

発表元:滋賀県立大学

平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択された「びわ湖ナレッジ・コモンズ―地と知の共育・共創自立圏の形成―」に取り組んでいる滋賀県立大学では、事業の一環として、近江八幡市に「近江八幡デザイン・カレッジ」を7月28日に開設した。地域のネットワークを強めるものであるとともに地域の課題を解決する人材育成の拠点と位置づけられている。当日は設立記念フォーラムが開催され、市内外から90名が参加した。

http://coc-biwako.net/archives/555.html

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東洋大学と鶴ヶ島市、 相互連携協力に関する基本協定を締結

発表元:東洋大学

東洋大学はキャンパスに近隣する自治体、埼玉県鶴ヶ島市と相互連携協力に関する基本協定を締結した。これはまちづくり、教育・文化等の分野において協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的としたもの。具体的には(1).まちづくりに関すること。(2).環境の保全・創造に関すること。(3).健康・福祉の推進に関すること。(4).産業・観光の振興に関すること。(5).人材の育成に関すること。(6).教育、文化、国際交流、生涯学習及びスポーツの振興に関すること。――が連携協力事項にあげられている。

http://www.toyo.ac.jp/site/news/53269.html

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鹿児島県と龍谷大学が就職支援に関する協定を締結

発表元:龍谷大学

鹿児島県と龍谷大学は就職支援に関する協定を締結、7月28日、鹿児島県庁知事室において協定締結式が行われた。これは両者が連携し、龍谷大学に在籍する鹿児島県出身の学生に対する就職支援などの取り組みを行うことにより、Uターン就職を促進し、鹿児島県の活性化を図るとともに、龍谷大学の教育、研究、就職支援に寄与することを目的としたもの。龍谷大学と自治体との就職協定はこれが9県目となる。

http://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=6057

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第4回北陸地区大学・短大「連携FD」研修会、開催報告を掲載

発表元:「産業界のニーズ~」事業中部地域ブロック

「産業界のニーズ~」事業中部地域ブロックサイトにおいて、第4回北陸地区大学・短大「連携FD」研修会開催報告が公開された。同研修会は、中部地域ブロックのうち北陸チームの主催(担当校:福井大学)によるもので、6月28日、福井まちなか文化施設『響のホール』で開催された。参加者は大学等関係者:84名、企業等:2名の計86名。「(基調講演で紹介された)京都産業大学のインターンシップの取り組みをどれくらい自分の大学にマッチさせて取り入れることができるか考えさせられた」などの感想が寄せられた。

http://s-needs-chubu.pj.mie-u.ac.jp/hokuriku/%E7%AC%AC4%E5%9B%9E%E5
%8C%97%E9%99%B8%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%9F%AD%E5%A4%A7%E3
%80%8C%E9%80%A3%E6%90%BAFD%E3%80%8D%E7%A0%94%E4%BF%AE%E4%BC%9A_%E5%AE%9F%E6
%96%BD%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf

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学生の役割の大きさに言及――島根県立大学、大学COC事業学生向け説明会で

発表元:島根県立大学

「地域と大学の共育・共創・共生に向けた縁結びプラットフォーム」と名付けた事業で、平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択されている島根県立大学では、7月23日、全学生を対象として「大学COC事業学生向け説明会」を開催した。
説明会は講義中継システムを用いて、浜田・出雲・松江の3キャンパスで同時開催された。本田雄一学長より、学生へ向けてCOC事業についての説明があったのち、「地域に必要とされる大学となるには、学生の果たす役割も大きい」との激励があった。

http://www.u-shimane.ac.jp/effort/community/coc/coc_katudo/gakuseimuke.html

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「教育現場のニーズに対応した学校ボランティアフォーラム」開催報告

発表元:上越教育大学

「産業界のニーズ~」事業、関越地域大学グループに属する上越教育大学では、事業テーマ「産学協働による学生の社会的・職業的自立を促す教育開発」への取組の一環として、7月12日に「教育現場のニーズに対応した学校ボランティアフォーラム」を開催した。
西武文理大学の柏木孝之教授による基調講演「学生のキャリアパス・キャリア準備性の確立」に続いて、ボランティア授業を受け入れている教育現場、ボランティアに取り組む学生からの実践報告等が行われた。会場は公立学校教員や学生等でほぼ満席となった。

http://www.juen.ac.jp/035new_event/2014/140723-01.html

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東京経済大学、高校生のためのキャリアガイド「TKU CAREER NOTE」を発刊

発表元:東京経済大学

東京経済大学は、高校生らを対象に、大学卒業後の「仕事」を考えてもらうためのキャリアブック「TKU CAREER NOTE」を7月23日に発刊(A5版カラー16ページ)。「売る」や「伝える」といった、15の動詞を切り口に、キャリア形成や職業をわかりやすく解説する。キャリア形成についてわかりやすく考えられる冊子をと、コピーライター出身で博報堂生活総合研究所エグゼグティブフェローでもある、関沢英彦・コミュニケーション学部教授が執筆した。

http://www.tku.ac.jp/news/013844.html

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「平成26年度東北地域大学教育推進連絡会議」を10月18日に開催

発表元:弘前大学

10月18日、弘前大学において、今年度の東北地域大学教育推進連絡会議が開催される。東北地区国公私立大学の教育支援担当教員などが一堂に会し、学士課程教育の構築に向けた教養教育カリキュラム・実施体制、および大学教育力向上のためのFD等のあり方に関する情報交換・交流を行うもの。「学生の主体的な学修を促すラーニングコモンズの在り方」をテーマに、三重大学附属図書館研究開発室准教授・長澤多代氏の基調講演のほか、事例報告、意見・情報交換などを行う。

【日時】 10月18日 13:00~16:30
【場所】 弘前大学 大学会館3階大集会室

http://www.hirosaki-u.ac.jp/policy/3101.html

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「ヨコハマ働くラボ Vol.2 好きなまちで仕事を創る!編」を8月22日に開催

発表元:特定非営利活動法人エティック

NPO法人ETICは、将来の働き方を考える大学生のためのキャリアゼミナール、「ヨコハマ働くラボ」第2回を開催する。このイベントは、横浜を舞台に面白い生き方・働き方をしているゲストからのプレゼンを聞きつつ、参加者である大学生同士が未来に向けて仕事観や今後の学生生活の過ごし方、その後のキャリア形成について語り合うというもの。今回のゲストは、人気ママ向けマルシェイベントを主催する(株)Woo-by.style代表取締役社長・野村美由紀氏と、伊勢佐木町の老舗、川本屋茶舗の川井喜和氏。

【日時】 8月22日 14:00~17:00
【場所】 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎

http://www.etic.or.jp/etic/seminar_detail.php?id=671

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「WACE世界大会in Kyoto プレ大会」でインターンシップの成果を報告

発表元:名古屋産業大学

8月30日、京都(京都産業大学むすびわざ館)にて開催される「WACE(世界産学連携教育協会)世界大会in Kyoto プレ大会」において、「産業界のニーズ~」事業、中部地域グループに属する岐阜大学、金沢工業大学、名古屋産業大学の3校が、インターンシップの成果報告を行う。同大会は「わが国のコーオプ教育の確立に向かって~産学協働教育の新たなステージへ~」をテーマとし、当日は基調講演などのほかに、8テーマの分科会が予定されている。

http://www.nagoya-su.ac.jp/needs/?p=778

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聖学院大学、「2014年度入学前スタートアップ講座報告書」を発行

発表元:聖学院大学

聖学院大学は、2014年2月、3月に実施した「入学前スタートアップ講座」の報告をまとめ発表した。「入学前スタートアップ講座」は今年14年目で、大学に入る前に学力を補う(補習)ためだけではなく、高校までの学習と大学で学ぶことの違いをわかってもらうことを目的としたもの。11日間にわたる通学制の「入学前教育」は他に例がなく、高大接続教育の先進事例として注目されている。将来の就職活動でも活用できるよう登録した、ニュースサイト「就活NewsNavi」の授業利用などについても掲載されている。

http://www.seigakuin.jp/news/press-release/140715/

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関西大学FDフォーラム「アクティブ・ラーニングのFuture Design」を9月6日に開催

発表元:関西大学教育開発支援センター

関西大学教育開発支援センターは、第11回関西大学FDフォーラムを開催する。今回のテーマは「アクティブ・ラーニングのFuture Design」で、神戸大学の近田政博教授、立命館大学の沖裕貴教授を講師として招くほか、関西大学教育開発支援センター・田上正範研究員が登壇する予定。対象はアクティブラーニングを促す授業、評価などに関心を持つ大学教職員や学生。

【日時】 9月6日 13:00~17:30
【場所】 関西大学 千里山キャンパス 第2学舎2号館C304教室

http://www.kansai-u.ac.jp/ctl/news/11fd_1.html

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中京地域新入社員、男性で「管理職志向」強まる――新入社員の意識調査

発表元:株式会社共立総合研究所

大垣共立銀行のシンクタンク、(株)共立総合研究所は、機関誌「REPORT」のなかで、先に岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県所在の企業302社の新入社員を対象に行った「2014年度 新入社員の意識調査」の結果まとめを掲載。その内容が7月9日に同社サイト上でも公開された。
就職先の選択基準は、男女共に「業種・事業内容」が例年通り1位。4位の「会社の安定性」(32.0%)はここ数年低下していたが今年度は大きく伸びた。将来就きたい地位では、特に男性で「管理職志向」が再び上昇したのが目立った。

http://www.okb-kri.jp/_userdata/pdf/report/154-focus1.pdf

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[Vol.18]岩手県立大学における就業力育成の取り組み

就業力育成は、多くの大学が直面する大きな課題だが、大学によって条件や状況・環境はさまざまであり、具体的な施策もそれぞれ異なるだろう。
このページでは(リクルート「カレッジマネジメント」誌と共同で)各大学に取材し、産業界との連携や地元自治体との協働によって学生の就業力を高めることに成功している取り組み事例などを、積極的に紹介していく。
今回は、県立大学として地域活動の体系化に留意しながら「IPU-E(岩手県立大学-Employability)」という就業力育成を進める岩手県立大学の取り組みについて、中村慶久学長と高瀬和実特任准教授(学生支援本部)、高橋一教学生支援室長に、お話をうかがった。

0.岩手県立大学の就業力の現状:課題認識

中村慶久学長は、2009年に就任したときの岩手県立大学の第一印象を「非常に静かな大学」と振り返る。「こんな素晴らしいキャンパスを持っていながら、誰も外で暴れていない」。中村学長は続けて、私も岩手県人ですが、と前置きして「わりと引っ込み思案」な県民性を指摘する。「ここの学生も、真面目で伸びしろも非常にあるけれども、とにかくおとなしい。企業に入っても、積極的に前に出られないのではないか、就業力という点では弱い部分があるのではないかと感じました。そんなこともあって活性化したいという思いが一つはあったのです」。
そんな頃、就職先企業に定期的に実施していたアンケートの結果から、岩手県大生の「弱点」が明らかになった。「企業が求める能力・資質と、本学の学生の印象を聞いたところ、就業力にかかわる部分で非常に開きがあり、これはなんとか埋めていかないといけないという認識になりました」。
ちょうどそこに公募があった2010年度の「大学生の就業力育成支援事業」に申請し採択されたのが、本格的な取り組みの始まりだった。

1. 自身の成長度を測るEマップ

IPU-E(岩手県立大学-Employability)には、主要な事業が2つある。1つは、就業力育成にかかわる事項についてどれだけ成長したかを自己採点し、成長度を測る「Eマップ」。もう1つは学生が自分たちでプロジェクトを企画し実行していく「Eプロジェクト」だ。

Eマップは、経済産業省が推進している社会人基礎力と同じ能力要素を、総合政策学部が独自に意味づけし、学生が年2回(前後期各1回)記入するシートを開発したものだ。
「学生には、必要な都度振り返るポートフォリオとして活用できるように、アナログなファイルに全部蓄積しておきなさいと指導します。当初は、なぜこんなものを書かされなければいけないのかという学生が多かったのですが、最近は、就活を経てみると、内省をしてそれを自分の中で落とし込むプロセスをEマップで経験したことはよかったというような声が出始めました」(学生支援本部 高瀬准教授)。
また、短大部では今年から、Eマップをもとに学生相談をする運用を始めたという。「引っ込み思案な子が多いので、何もない状態で『どう?』と聞いても何も出てこなかったりしますが、これが1枚あることで、少なくとも話のとっかかりになっているようです」(高瀬准教授)。
学年を追ってEマップのスコアがどう変化するかなど、これから検証していく予定だ。

2. 基礎力グランプリで準大賞~Eプロジェクト

「Eプロジェクト」は、半年もしくは1年のプロジェクトに対して1グループ最高30万円の予算をつけて、学生の自主的な取り組みを支援するもの。学生は自分で企画を立て、仲間を集め、教員または職員にコーディネーターを依頼し、申請書を書いて審査に臨む。
「とにかく学外といろんなことをすることによって、何の形であれ就業力は付くであろうと。学『内』的な仕掛けとしては、今の学生は、集団で動くのが得意ではないという分析がありましたので、メンバーは4人以上という条件をつけました。さらにその中にはリーダー、サブリーダー、会計、書記、と役割を決めることも指導しています」(高橋室長)。
制度の立ち上げ初年度の参加は3組だけだったが、そのうち「復興 girls」というグループの震災復興の取り組みが、社会人基礎力育成グランプリ2012で準大賞を受賞した。「復興girlsのおかげで制度が学内に浸透した面がある。一番、いろんな意味で頑張ってくれたグループです」(中村学長)。
2013年度の場合、前期に4件、後期は「復興 girls」の継続版「復興 girls & boys」を含む5件、合計9件9グループが採択された。
Eプロジェクトをはじめとする学内外の活動を通じて「今まで内向的な学生が多かったのが、徐々に活性化してきている」と中村学長は言う。
「プロジェクトに参加したことで成長した面が、就職して仕事についたとき、どう生かされていくか、追跡調査なり、検証が必要と思っています」(中村学長)。

3. 総合政策学部から全学へ

Eマップは総合政策学部が中心になってスタートした。当時の学部長が就業力への問題意識を持ち、先頭に立って取り組んだことが大きかったという。現在Eマップに積極的に取り組んでいるのは、この総合政策学部に加え、ソフトウェア情報学部、短大部。一方、看護学部と社会福祉学部は、資格取得を前提として課される長期の実習によって社会人基礎力の育成が図られるとして、Eマップの導入には至っていない。
中村学長は「全ての学部で一律にとは考えていません。トップダウンで一気にやったとしても、うまく行くとは限らないので、まずは理解してもらって、それならやろうという雰囲気作りが大切。キャリアセンターの職員の皆さんも、そういうことを心がけながら、各学部と話をしている状況だと思います」と語る。
学生支援室の高橋一教室長が教職協働のモデルケースとしてあげるのは、やはり総合政策学部だ。
「就業力育成委員会というのを学部の中に持っていただいて、いい意味でキャリアセンターとの二人三脚となっています。2010年の事業立ち上げ当初から、われわれ主導の企画と、学部の方針と、それぞれ持ち寄ってのミーティングを月1回ペースでずっと重ねています。そこで全部合意を取って教授会に諮るという、円満なプロセスができています」

4. 県内企業とのサポーターズ・ネットワーク

今後の展開として、学長の意向の一つは、地域との連携の強化だ。そのためにいっそうの活用が期待されるのが、県内企業の「サポーターズ・ネットワーク」だ。2011年度に発足し、157社(2014年5月現在)がインターンシップの受け入れ、PBL(Project Based Learning)への応援、授業の外部講師など、もろもろの就業力育成に協力している。
岩手県大は開学が16年前(98年)と歴史が浅いため、協力企業の開拓はOB・OGに頼らない形で進んだ。
「非常勤で採用したこの事業のコーディネーターが、県内のものづくり企業を中心としたネットワークのコーディネーターも兼ねていたので、そのルートで製造業を中心に協力のお願いを始めました。業種のバランスも考え、今後はサービス業系などにもっと広げていきたいと考えています」(高橋室長)。

5. 基礎学力強化が今後の課題

岩手県大の就業力育成の課題を中村学長に尋ねると「学生の活性化という面は、学生のいろんな活動が目に付くようになってきて、ある程度成功していると思います。一番心配なのは基礎学力ですね」という答えが返ってきた。
「企業に入ってからも、学力に自信がなくて『自分は勉強できないのだ』という感覚でいると、発言力も弱まります。そこはある程度、自分はこういうことができるのだというのを持って卒業してもらわないと、せっかく就業力を高めても生かしきれないのではないかと思います」。
いわゆるキャリア教育を強化して就業力を高めても、基礎学力が卒業までの4年間で十分に仕上げられないことを懸念しているわけだ。
そこで2013年度に新設した高等教育推進センターで、基盤教育の内容を抜本的に見直している。昨年度は全学の1年次から開講される教養教育を再検討し、今年度の4月にカリキュラム改定を実施した。
「基礎学力としてもう一つ、語学力の問題。ことさらグローバル化云々と言わないとしても、今までの語学教育ではだめじゃないかと。教養科目に続いて語学科目のカリキュラムを議論していて、2015年度から新カリキュラムを実施する予定です。
こうした中に、学生の地域活動に、教育としての体系化を加えていく。それが上手くいけば、学力的な底上げもできて、かつ、今よりももっと就業力もある学生が、数年後には出てくると期待しています」(中村学長)。

「課題解決型学習と主体的な学び―大学生のチャレンジ2014―」中間報告会を7月18日に開催

発表元:「産業界のニーズ~」事業、北海道・東北ブロック(幹事校:秋田県立大学)

「産業界のニーズ~」事業、北海道・東北ブロックに属する弘前大学では、事業の一環として「課題解決型学習と主体的な学び―大学生のチャレンジ2014―中間報告会」を開催する。報告会では、学生と連携企業とのこれまでの活動、計8件について、中間報告の発表を行う予定となっている。

【日時】 7月18日 14:30~16:40
【場所】 弘前大学創立60周年記念会館8階 八甲田ホール

http://www.sangyou-h-t.jp/event/596.html

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シンポジウム「人にやさしい社会づくり~これからの社会で必要とされる学びとは~」を7月13日に開催

発表元:千葉商科大学

千葉商科大学人間社会学部は、7月13日、「人にやさしい社会づくり~これからの社会で必要とされる学びとは~」と題したシンポジウムを開催する。第1部ではこれからの社会に必要な学びを人間社会学部の取り組みを例に紹介。第2部では同学部の教育に賛同し、学部と密接な繋がりを持つ企業を招いての報告会、第3部では「社会貢献とマーケティング」と題した人間社会学部の「体験授業」を行う。

【日時】 7月13日 10:40~13:20
【場所】 千葉商科大学 1号館 1101教室

http://www.cuc.ac.jp/ningenshakai/news/2014/hss_symposium0713.html

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“人材育成プログラム”研修の実施を報告――「産業界のニーズ~」事業、九州・沖縄・山口地域大学グループ

発表元:「産業界~」九州・沖縄グループ幹事校(福岡工業大学)事務局

「産業界のニーズ~」事業、九州・沖縄・山口地域大学グループのうち、学修評価グループ8大学(リーダー校:九州国際大学)では、6月7日~8日、国立山口徳地青少年自然の家において「山口徳地TAP研修」を実施。このほどサイトに実施報告を掲載した。
今年度学修評価グループにおける“人材育成プログラム”最初の研修で、参加学生がチームづくりの重要性や仲間について自ら考えることができるようになることを目標としたもの。8大学の学生64名と教職員16名、計80名が参加し、チームづくりの研修を行った。

http://www.fit.ac.jp/sogo/kyouiku/fd/weblog/archives/1544

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「はたらく力測定アセスメント」実施と受検者募集を発表――「産業界のニーズ~」事業、首都圏グループ

発表元:法政大学

法政大学では、昨年に引き続き「はたらく力測定アセスメント(HAT)」の実施と、受検学生の募集を発表した。これは、「産業界のニーズ~」事業、首都圏グループ(幹事校:青山学院大学)の取組の一環で、社会的・職業的自立力の測定手法の開発を目指したもの。ペーパーテストとビジネスゲームの2部構成で「はたらく力」を測定・分析する。募集対象は同グループに属する18大学の学部生で、7月1日より募集を開始する。

【日時】 8月6日 12:30~16:30
____9月10日 12:30~16:30
【場所】 法政大学 新一口坂校舎 501教室

http://3dep.hosei.ac.jp/news/details/2014/07/01/id3376

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シンポジウム「社会・地域・産学連携の最前線を問う―連携教育としてのPBLの可能性と課題―」を8月9日に開催

発表元:同志社大学

同志社大学では、2014年度PBL推進支援センター事業に係るシンポジウムを開催する。テーマは「社会・地域・産学連携の最前線を問う―連携教育としてのPBLの可能性と課題―」。第1部では同志社大学2013年度プロジェクト科目に参加した学生による報告。第2部では「大学と地域がつくる連携教育の可能性について考える」と題し、小樽商科大学、京都文教大学、広島修道大学、北九州市立大学など複数の大学から、地域連携活動の関係者を招き、パネルディスカッションを行う。

【日時】 8月9日 13:30~16:30
【場所】 今出川校地(今出川キャンパス)明徳館1番教室

http://www.doshisha.ac.jp/event/2014/0701/event-detail-808.html

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★6月まとめ★滋京奈エリアの就業力関連ニュース

6月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、滋京奈エリアのものをまとめた。
(●印は「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」参加校関連)

●湖東・湖北4大学による交流ワークショップ実施報告――「産業界のニーズ~」事業、滋京奈地域グループ
_2014/06/24 発表元:長浜バイオ大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/8018

●成果報告会「グローカル人材の可能性」を7月12日に開催
_2014/06/17 発表元:京都産業大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7967

○「学生FDサミット2014夏―あなたがキヅク未来―」を8月23日~24日に開催
_2014/06/17 発表元:京都産業大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7960

このエリアでは他に以下のニュースもあった。

○2014年度プロジェクト科目春学期成果報告会を7月27日に開催
_2014/06/24 発表元:同志社大学
_http://www.doshisha.ac.jp/event/2014/0624/event-detail-844.html

●京都文教大学にて「地域連携学生プロジェクト2014」講義・ワークショップを実施
_2014/06/20 発表元:グローカル人材開発センター
_http://glocalcenter.jp/information/201406201119.html

●「産業界~」滋京奈地域グループ、第7回テーマ部会A会議
_2014/06/20 発表元:滋京奈地域産学協働連携協議会(幹事校:京都産業大学)
_http://www.jikeina-sangaku-renkei.com/theme/%E7%AC%AC7%E5%9B%9E%E3%83
_%86%E3%83%BC%E3%83%9E%E9%83%A8%E4%BC%9Aa%E4%BC%9A%E8%AD%B0/

●FD研修会『「ケースメソッド教育」のススメ』の開催を報告
_2014/06/19 発表元:京都学園大学
_http://new.kyotogakuen.ac.jp/news/946.html

○「理系女子的 学び方、働き方、暮らし方」講演会&パネルディスカッションを8月24日に開催
_2014/06/18 発表元:立命館大学
_http://ritsumeikan-rikeijyoshi.com/

●FD研究会「アメリカから見る日本の大学の将来―グローバル化時代の地域社会における教育改革ー」を6月25日に開催
_2014/06/11 発表元:京都産業大学
_http://www.kyoto-su.ac.jp/department/ju/news/20140625_fd.html

○「日中韓キャンパスアジア国際フォーラム~アジアの未来を切り拓く人材育成を目指して~」を7月5日に開催
_2014/06/02 発表元:立命館大学
_http://www.ritsumei.ac.jp/lt/news/article.html/?id=5

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★6月まとめ★中部エリアの就業力関連ニュース

6月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、中部エリアのものをまとめた。
(●印は「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」参加校関連)

●「産業界のニーズ~」事業、中部地域ブロック東海Aチーム会議及び連携FD、開催報告
_2014/06/19 発表元:「産業界のニーズ~」事業中部地域ブロック(幹事校:三重大学)
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7979

●三重キャリア連携会議(第1回)開催報告――「産業界のニーズ~」事業
_2014/06/18 発表元:三重大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7975

●しずおかインターンシップマッチング会2014を6月19日に開催――「産業界のニーズ~」事業
_2014/06/13 発表元:インターンシップ@しずおか
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7921

●グローバル人材育成の取り組み「ラーニングエクスプレス」報告会を6月17日に開催
_2014/06/10 発表元:金沢工業大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7927

●ラウンドテーブル「失敗学から学ぶ大学教育改革」参加報告――大学教育学会第36回大会
_2014/06/05 発表元:名古屋産業大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7902

●アクティブ・ラーニングをテーマに「連携FD」研修会を6月28日に開催――「産業界のニーズ~」事業中部地域・北陸チーム
_2014/06/02 発表元:「産業界のニーズ~」事業中部地域ブロック
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/7885

このエリアでは他に以下のニュースもあった。

●テーマB(インターンシップ等の取組み拡大)採択「中部圏における産学連携教育(インターンシップ)の推進と普及」概要図を公開
_2014/06/18 発表元:名古屋産業大学
_http://www.nagoya-su.ac.jp/news.html#n140618

●2014年度地域連携プロジェクト型セミナー 中間報告会の開催を報告
_2014/06/11 発表元:静岡大学 大学教育センター
_http://career.hedc.shizuoka.ac.jp/2014/06/11/2014%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%9C%B0%E5
_%9F%9F%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3
_%83%88%E5%9E%8B%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%80%80%E4%B8%AD%E9
_%96%93%E5%A0%B1/

●農山村インターンシップ巡回報告
_2014/06/10 発表元:名古屋産業大学
_http://www.nagoya-su.ac.jp/needs/?p=772

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