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キャリアの広場 - 地域情報 Archive

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地域情報 Archive

★5月まとめ★中国・四国地域の就業力関連ニュース

5月にPICKUPした「就業力関連ニュース」以外に、この地域では以下のニュースがあった。

□安芸地域担当コーディネーターが事前視察――COC事業
_2015/05/27 発表元:高知大学 地域連携推進センター 地域連携課
_http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=658

□教育、研究通し地域貢献 高知工科大が県内題材に活性化策
_2015/05/23 発表元:高知新聞
_http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=338253&nwIW=1&nwVt=knd

□「倉敷と仕事」Vol.5 講義報告――COC事業・地域志向科目
_2015/05/22 発表元:倉敷芸術科学大学
_http://www.alumni-kusa.jp/post-15887/

□商店街の母の日イベントに学生が参加――COC事業・地域協働実習
_2015/05/18 発表元:高知大学
_http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=653&routekbn=S

□COC事業関連講義「倉敷まちづくり基礎論」開始
_2015/05/12 発表元:倉敷芸術科学大学
_http://www.kusa.ac.jp/post20150512

□自然薯植えで中山間地域の暮らしを知る――ワンデイツアー「えんむすび隊」
_2015/05/12 発表元:高知大学 地域連携推進センター 地域連携課
_http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=652

★5月まとめ★東海地域の就業力関連ニュース

5月にPICKUPした「就業力関連ニュース」以外に、この地域では以下のニュースがあった。

□「社会人×学生交流会~多職種連携とは?~第2弾!!」開催報告――静岡県内の医療系多職種交流団体「しずめでぃ」主催
_2015/05/26 発表元:静岡県立大学「ふじのくに」みらい共育センター
_http://www.coc.u-shizuoka-ken.ac.jp/report/38_5563b654263df/index.html

□第1回COC勉強会(FD・SD)実施報告
_2015/05/25 発表元:静岡県立大学「ふじのくに」みらい共育センター
_http://www.coc.u-shizuoka-ken.ac.jp/report/38_5562fce398d2e/index.html

□静岡理工科大学インターンシップマッチング会2015を5月26日に開催
_2015/05/22 発表元:インターンシップしずおか
_http://career.hedc.shizuoka.ac.jp/internship/?p=942

□学生による製品マーケティング事業「TEAM FES(フェス)」を実施
_2015/05/18 発表元: 静岡大学
_http://career.hedc.shizuoka.ac.jp/2015/05/18/%E5%AD%A6%E9%9A
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□しずおかインターンシップマッチング会2015を6月18日・25日に開催
_2015/05/15 発表元:インターンシップしずおか
_http://career.hedc.shizuoka.ac.jp/internship/?p=897

★5月まとめ★関東地域の就業力関連ニュース

5月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、関東地域のものをまとめた。

■山梨大学COC事業、2014年度「成果報告書」を掲載
_2015/05/27 発表元:山梨大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10746

■成城大学キャリアセンター設置記念フォーラムを5月30日に開催
_2015/05/22 発表元:成城大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10702

■千葉商科大学、長野県とUターン就職促進の協定を締結
_2015/05/20 発表元:千葉商科大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10720

■実践女子大学と関東農政局、農山漁村の活性化に係る取組で連携
_2015/05/20 発表元:実践女子大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10718

■「キャリア・デベロップメントプログラム(CDP)」2014年度学部合同発表会の開催を報告
_2015/05/13 発表元:大妻女子大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10672

■関東学院大学と湘南信用金庫が産学連携協定を締結
_2015/05/13 発表元:学校法人 関東学院
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10670

この地域では他に以下のニュースもあった。

□インターンシップ準備講座(面接体験)(ES対策)を開催
_2015/05/22 発表元:立教大学キャリアセンター
_http://www.rikkyo.ac.jp/support/career/career_center/events/report/
_2015/05/16233/

_http://www.rikkyo.ac.jp/support/career/career_center/events/report/
_2015/05/16231/

□北海道弟子屈町と玉川学園が包括連携の協定を締結
_2015/05/22 発表元:学校法人玉川学園
_http://www.tamagawa.jp/news/news_release/detail_8590.html

□若手社会人と学生が交流する「オトナカフェ」を5/23に開催――NPOカタリバ協力
_2015/05/20 発表元:清泉女子大学
_http://www.seisen-u.ac.jp/news/20150520-03.php

□学生企画ツアー「大磯deアフタヌーン」催行報告――東海大学 地域志向教育研究プログラム
_2015/05/19 発表元:東海大学
_https://coc.u-tokai.ac.jp/2015/05/event-reports_20150516/

□東洋大学にアンテナ食堂 地域と大学の交流拠点に
_2015/5/19 発表元:日本農業新聞e農ネット
_http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=33368

□「保護者のための就職ガイダンス」実施報告――1~4年生の保護者100名以上が参加
_2015/05/19 発表元:聖学院大学キャリアセンター
_http://seig16.seigakuin-univ.ac.jp/career/wp/?p=1380

□1年生での長期インターンシップ体験を語る
_2015/05/15 発表元:NPO法人ETIC
_http://yokohama.etic.or.jp/fci/interview/1298

青森産官学人財育成パートナーシップ協議会の開催報告を掲載

発表元:弘前大学

5月14日、弘前大学において、「青森産官学人財育成パートナーシップ協議会」が開催された。この協議会は同大学COC事業の連携自治体である青森県、弘前市、青森県内の企業関係者及び同大学関係者によって構成され、大学と地域社会の連携に関する事項について議論し、COC推進に係るパートナーシップを構築することを目的に設置されたもの。2回目となるこの日の会議は「人口減少克服に向けた取り組み」をテーマとして開催され、青森県が抱える人口減少問題について、活発な意見交換が行われた。

http://coc.hirosaki-u.ac.jp/1700.html

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「岩手大学 平成27年度 地域課題解決プログラム」を採択

発表元:岩手大学

岩手大学では、2006年度より、学生の積極的な地域社会への参画を促すために、地域社会の抱える様々な課題を、学生の研究テーマとして募集してきた。今年度の地域課題解決プログラムに関しては、今年2月、岩手県内自治体等から48件の課題応募があった。学内の教員とマッチングしたのち、教員から申請のあった案件を厳正に審査。このほど、うち23件を採択し課題内容を発表した。今後、来年3月の成果発表会に向けて、学生を中心に研究が開始される。

http://coc.iwate-u.ac.jp/notice/005.html

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うりずんプロジェクト「2015夏期インターンシップフェア」開催報告

発表元:琉球大学

5月23日、琉球大学において、うりずんプロジェクト「2015夏期インターンシップフェア」が開催され、このほど報告が同大サイトに掲載された。うりずんプロジェクトは、「産業界のニーズ~」事業【テーマB】「インターンシップ等の取組拡大」で採択された沖縄型のインターンシップ事業。琉球大学を幹事校に、名桜大学、沖縄大学、沖縄キリスト教学院大学及び沖縄国際大学が連携校となっている。フェアでは、講演「インターンシップ活用術」などのほか、受入企業によるブース説明会などが行われた。

http://www.u-ryukyu.ac.jp/info/urizun_internship2015052701/

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山梨大学COC事業、2014年度「成果報告書」を掲載

発表元:山梨大学

山梨大学は、同大学における2014年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」、「山梨ブランドの食と美しい里づくりに向けた実践的人材の育成」の成果報告書を作成、このほどサイト上に公開した。報告書は70ページ余り。事業概要のほか、教育カリキュラムの構築についてや、具体的な研究内容の報告、会議等の実施報告、各種資料などが掲載されている。2015年度山梨大学COC事業パンフレットも併せて公開されている。

http://www.coc.yamanashi.ac.jp/325

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成城大学キャリアセンター設置記念フォーラムを5月30日に開催

発表元:成城大学

成城大学キャリア支援部は、より幅広いサポート体制構築を目指し、2015年4月1日、「成城大学キャリアセンター」に改組。これを記念してフォーラムを開催する。フォーラムでは、成城大学キャリアセンターの取り組みについての報告、筑波大学・渡辺三枝子名誉教授によるキャリア教育に関する基調講演、関西大学・川﨑友嗣教授による成城大学の就業力育成・認定プログラムに関する外部評価、パネルディスカッションなどを行う。

【日時】 5月30日 13:00~18:00
【場所】 成城大学 7号館4階007教室

https://www.facebook.com/seijo.univ.shugyo/posts/936212813088307

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2015年度「スチューデントファーム“近江楽座”Aプロジェクト」審査結果を発表

発表元:滋賀県立大学近江楽座

滋賀県立大学スチューデントファーム「近江楽座」は、5月16日に行われた公開プレゼンテーションにおける、2015年度「Aプロジェクト」の審査結果を発表した。
「近江楽座」は、「地域に根ざし、地域に学び、地域に貢献する」をコンセプトに、滋賀県立大学が全学的に取り組んでいる独自の教育プログラム。募集したプロジェクトは「地域活性化への貢献」をテーマとする学生主体の地域活動で、これを「継続性」「発信性」「実現性」「発展性」の4つの視点から評価、審査が行われた。

http://ohmirakuza.net/other_topics/%E2%98%85%E3%83%81%E3%83%BC
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[Vol.23]九州工業大学における就業力育成の取り組み

就業力育成は、多くの大学が直面する大きな課題だが、大学によって条件や状況・環境はさまざまであり、具体的な施策もそれぞれ異なるだろう。
このページでは(リクルート「カレッジマネジメント」誌と共同で)各大学に取材し、産業界との連携や地元自治体との協働によって学生の就業力を高めることに成功している取り組み事例などを、積極的に紹介していく。
今回は九州工業大学で、独自に作成した「エンジニアのためのグローバル・コンピテンシー(GCE : Global Competency for Engineer)」を軸とする技術者養成の取り組みについて、松永守央学長と尾家祐二副学長にお話をうかがった。

0.九州工業大学の就業力の現状:課題認識

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九州工業大学では、就職率・就職先共に学生の希望に近い形でできている現状だと松永守央学長(写真左)は言う。
「ただ、将来に向かって一番の不安要素としてあるのが、本学の卒業生の主な進路である技術開発分野における、変化のスピードです。以前ですと卒業して10年から15年は同じ仕事を続けることができましたが、今は3年とか、もっと短い期間とかでどんどん仕事が変わっていく。そういうことに対応できる能力とはどんなものか、そのためにどんな教育をするか。根本的に教育のあり方から見直そうということになったわけです」

1. グローバルと創造性を柱とした教育改革

改革に当たり確認された教育コンセプトは、「創造する個」及び「グローバル人材」の育成だ。工学技術者もしくは研究者に求められるクリエイティブネスや探究心を「創造する個」という言葉で表現。グローバル化社会に対応した人材像として「GCE」を掲げ、「多様な文化の受容」から「デザイン力」までの5つを、必要な能力として示した。さらに、この5つを習得するために、グローバル教養教育、Study Abroad、Work Abroad、など5つの柱を立てている。

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http://www.ltc.kyutech.ac.jp/wordpress/img/GCE-brochure-j-20141204.pdf

「全般的なコンセプトとしては、インタラクティブ、相互作用が引き起こされるような、学習のありようなり環境なりを増やせば、自ずと学ぶだろうということです。様々なインタラクティブが生じるような学習の内容と環境を、一つの体系に統合、パッケージ化しています」(尾家祐二副学長)
そのパッケージは、コンピテンシー(Competency)、それを修得するための教育プログラム(Circuit Program)、それを育む環境であるラーニングコンプレックス(Learning Complex)からなり、「3つのC」と名づけられている。
教育プログラムの構築に当たっては、「大学だけの力で『創造する個』や『グローバル人材』を育てられる時代ではない」(松永学長)ということが強く意識された。
工学系の教育では必須となる産業界との協働・連携については例えば、北九州市立大学、早稲田大学との3大学連携大学院でインテリジェントカー・ロボティクスというコースを開設した。
「自動車メーカーの方々にプログラム、カリキュラムにコミットして頂き、学生の指導まで関わって頂いています。こういう教育は企業の方の協力がないとできないものですが、大学にもメリットがありますし、企業にも、彼らが欲しい人材を育てるというメリットがきちっとある。そういうプログラムを増やすことは、学長からも指示を受けています」(尾家副学長)

グローバル人材の育成についても、海外との関係をどうするかを本気で考えた。
「特に若者が海外に出たがらないといわれるなかでどうすればいいか、様々な議論を経て、2013年4月に海外教育研究拠点MSSCをマレーシアに開設するなど、いくつかのプロジェクトを実行していきました。その成果として、2014年度は120名程度の学生がマレーシアへ、400名を超す学生が海外に行きました」(松永学長)

そのほかカリキュラム全体を通じて、PBLやチーム学習を増やす方向性を持っている。そのための環境として、ミライズ(MILAiS)と呼ぶインタラクティブ教室を2011年から運用開始。授業内でチームディスカッションなどがしやすい設計の教室群で、当初は飯塚キャンパス1箇所のみだったが、戸畑キャンパスにも整備を進めている。
複合的学習環境=ラーニングコンプレックスとしてはこのほか、附属図書館に2011年、附属図書館分館に2013年に整備したラーニングコモンズ、学習だけでなく、発表の場、交流の場としても活用できる空間として2014年には飯塚キャンパスに「ラーニングアゴラ棟」を開設。工学系ならではの環境として、ものづくりのための「デザイン工房」も飯塚キャンパスを皮切りに戸畑キャンパスにも「未来型インタラクティブ教育棟」内に設置されるという。

2. ルーブリックの積極活用

九州工業大学のこの教育改革では、ルーブリックを積極的に取り入れている。コンピテンシーの各要素に対して、各授業やPBL、海外派遣プログラムやインターンシップまで多くの教育プログラムにルーブリックが作成され、それに沿って、学生が自己評価したり、チームでの学習やプロジェクトではメンバー同士で評価したりと活用している。
「学生を評価する際に教員が使うこともありますが、本学では、学生が自己評価を深化させるツールとしての機能にも着目しています」(尾家副学長)
各種ルーブリックは、教育改革の成果を示すデータにもなっているという。

「学生にとってのプラスの効果はルーブリックで検証できていますが、そこには出ない成果として、学生達がアクティブに、元気になっているという実感があります。例えばマレーシアでの海外インターンシップ。消極的な本学の学生がどれだけ行きたがるかと心配していたのですが、12名の募集に対して20名以上の応募がありました。手を上げるという段階で、学生の気質が変わってきていることを感じます」(松永学長)
「考えが変わる、態度が変わる、行動が変わる。そういう学習効果が見えてきています。1年生の夏休みに、海外で現地の学生さんと一緒に学ぶプログラムがあります。正直言って本学の学生の英語レベルはそれほど高くないのですが、そんな学生でもよい刺激を受けて帰ってきて、その後自ら別のところに応募して、また海外に行ったりしています」(尾家副学長)
海外体験以外でも、学生が自律性を高めている事例が様々に見られるようになってきているという。

3. 改革を推進する意思決定の仕組み

現在、教育改革の中心になっているのは2014年度に設置された「教育高度化推進機構」だ。その設置前は、「教育企画室」(2010年度設置)が文字どおり企画を担当、「学習教育センター」(2011年度設置)がその企画の実施部隊として機能してきた。
「企画に対してトップダウン的に学長からの指示が直接反映されること、実施がスムーズにいくことを考慮して、従来の2つの組織が機構の中に入る形で再編しました。学外と結びつけるために、企業の人事部の方による『産学連携教育審議会』という外部組織も設置しました」(尾家副学長)
この機構では、3部局長、教育企画室長、学習教育センター長、尾家副学長の計6名からなる「機構運営会議」が、学長からの諮問を受け、答申を上げる。特徴的なのは、各部局長が入っている会議なので、ここで決めた答申に学長からGOが出れば、各部局の教授会で再び議論することはなく、すぐに実施となることだ。
「ただし現場では、すぐにできることもあればできないこともあるので、これは今年度4月から、案件ごとに2、3年の期間をかけて検討するなどのスケジュールも立てていきます」(尾家副学長)

教育に対して熱心な教員が多かったため、改革の実行はさほど困難ではなかったと学長は言う。
「3つあるどのキャンパスでも、私が思った以上にすんなり受け入れてくれたなあというのはありますね。もちろん当然、全員がすぐに一つにまとまるということではないですよ」(松永学長)

4. 課題は質保証と変化への対応

今後の課題について尾家副学長は、教育の現場レベルで「質の保証の仕掛けを検討する必要があると思っています」と話す。
「産学連携教育審議会で、大学の教育の質保証が話題になりました。学生の自己評価と教員のつけた成績が乖離しているようなことはないか。企業人事の人から見た評価とのギャップはないか。また、学生個人レベルの成長だけでなく、学科全体、学部全体、あるいは全学で、例えばグローバル・コンピテンシーがどういうふうに育っているのか。そういった質保証のための情報収集を、今後しようとしているのです」(尾家副学長)

松永学長が感じているのは、工学系特有の、さらにはより普遍的に大学としての課題だ。
「時代が変わっていくなかでもやっていける技術者を作るという目標を立ててはいますけれども、時代のその変化を大学が的確に捉えられるか、今は自信がありません。さらに難しいのは、技術が3年で変わっていくとすると、入学した学生が卒業する時点で変わっているわけで、現状把握だけでなく未来予測の能力も求められる。これはもう、大学だけではとても考えられない。大学全体の教育を議論する場として、企業の人事部の方による産学連携教育審議会を作りましたけれど、本当はそれぞれの専門性ごとにそういう外部組織が要るだろうと思っています。
それと、これから大学は、卒業生や企業から寄付をもらわないとやっていけなくなります。そうすると卒業生が振り返って『あの大学を卒業してよかったなあ』という大学にならない限り、お金は集まってこないんですよね。そうすると新しい教育にも対応できない。意欲の高い学生が入ってこなくなれば、われわれの育て甲斐もない。人のサイクルが滞ります。ここの人とお金のサイクルを本気で考えることが、大学の課題だし悩みだと思います」(松永学長)

千葉商科大学、長野県とUターン就職促進の協定を締結

発表元:千葉商科大学

千葉商科大学は、長野県と学生Uターン促進に関する協定を締結した。同大学が学生のUターン就職に関して都道府県と協定を締結するのは今回が初。協定は、長野県における産業の時代を担う人材の育成・確保と地域の活性化を図るため、大学と県が相互に連携・協力して取り組むことについて定めたもの。学生に対して長野県内の企業情報等を提供するなど就職活動を支援、長野県出身学生のUターン就職の一層の促進を図ることを目的としている。

http://www.cuc.ac.jp/news/2015/i8qio00000016fa8.html

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実践女子大学と関東農政局、農山漁村の活性化に係る取組で連携

発表元:実践女子大学

実践女子大学は、地方創生に向けた農山漁村の地域活性化について、農林水産省関東農政局と連携して取り組むことを発表した。2015年度、実践女子大学の学生に農業・農山漁村の現状を知ってもらい、課題と今後の可能性について理解を深めてもらうとともに、学生側の意見を農業・農山漁村の現場に伝える。具体的には、(1).学生による先進的な農業現場でのフィールドワーク・意見交換会(関東農政局主催、8月)、(2).地域活性化に係る大学講義(実践女子大学、2015年度後期)を予定している。

http://www.jissen.ac.jp/news/year2015/20150520_news1.html

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「しまなび」プログラム・第4回講義、グループワークを開始――大学COC事業

発表元:長崎県立大学

長崎県立大学は、「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環として行っている、「しまなび」プログラムの第4回講義として、グループワークを行った。同プログラムは、対馬、壱岐、五島をはじめとする長崎県の島々を、県立大学の第3のキャンパスと位置づけ、PBL学習法の導入による実践的な体験学習を通じて、グローバルな視点を持ちつつローカルな課題に取り組める人材育成を目指すもの。前期の講義、グループワークの後、夏休みからは実際にフィールドワークを行う。

http://sun.ac.jp/news/coc/shimanabi27/39237/

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「滋京奈地域インターンシップフォーラム」を5月27日に開催

発表元:滋京奈地域インターンシップ推進協議会

5月27日、草津市において、一般企業・大学関係者ほかを対象に「滋京奈地域インターンシップフォーラム」が開催される。主催は滋賀大学経済学部就業力育成支援室、共催は滋京奈地域11大学と産業界等5団体等が連携し立ち上げた「滋京奈地域インターンシップ推進協議会」。NPO法人G-Net代表理事秋元祥治氏を講師に、企業にとって効果の出やすいプロジェクトの設定や、実際のインターンシップの進め方などを考える。

【日時】 5月27日 13:30~16:00
【場所】 クサツエストピアホテル

http://internship.jikeina-sangaku-renkei.com/internship/%E6%BB%8B%E4
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「キャリア・デベロップメントプログラム(CDP)」2014年度学部合同発表会の開催を報告

発表元:大妻女子大学

大妻女子大学は、3月28日、千代田キャンパス本館E棟において課題解決型授業「キャリア・デベロップメントプログラム(CDP)」2014年度学部合同発表会を開催。このほど開催報告を同校サイトに掲載した。CDPは、提携する企業等から提示された課題に、学生がチームで取り組んで解決策を提案する授業。学部等ごとの発表会を経て、それぞれの優秀チームが年度末の学部合同発表会に出場する。当日は多摩ニュータウンの活性化案、披露宴の新しい演出など、6チームが企画案・解決策の発表を行った。

http://www.otsuma.ac.jp/news/20150513151505

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関東学院大学と湘南信用金庫が産学連携協定を締結

発表元:学校法人 関東学院

関東学院大学と湘南信用金庫は、産学連携を促進するための協定を締結する。5月21日に、協定の調印式を関東学院大学の横浜・金沢八景キャンパスで行う。湘南信用金庫は、湘南や三浦半島などを中心に神奈川県と東京都を営業地域とする信用金庫。関東学院大学と湘南信用金庫では、これまでも、学生が地域産業への理解を高めるため、三浦市の大規模農園でのフィールドワークなどに共同で取り組んできた。協定締結により、共同での地域貢献に向けた取り組みをさらに発展させていく予定。

http://www.kanto-gakuin.ac.jp/wp-content/uploads/2015/05/
20150513pressrelease1.pdf

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★4月まとめ★九州・沖縄地域の就業力関連ニュース

4月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、九州・沖縄地域のものをまとめた。

■応募状況は売り手市場の傾向――熊本県内企業「新卒者採用に関する動向調査」を発表
_2015/04/02 発表元:公益社団法人 地方経済総合研究所
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10472

■うりずんプロジェクト「平成26年度事業報告」を公開
_2015/04/01 発表元:うりずんプロジェクト事務局
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10468

■うりずんプロジェクト・産学官連携シンポジウム開催報告
_2015/04/01 発表元:うりずんプロジェクト事務局
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10466

この地域では他に以下のニュースもあった。

□うりずんプロジェクト、インターンシップ受入れ企業の情報交換会を5月7日に開催
_2015/04/30 発表元:うりずんプロジェクト事務局
_http://urizun.lab.u-ryukyu.ac.jp/news/detail.php?news_id=247

□ブルーベリー植樹ボランティアの活動を報告――COC事業
_2015/04/27 発表元:宮崎大学みやだいCOC推進機構
_http://www.miyazaki-u.ac.jp/miyazaki-u/activities/
_view.php?id=3&y=27&f=20150427144230

□「しまなび」プログラム第1回講義の模様を報告
_2015/04/15 発表元:長崎県立大学
_http://sun.ac.jp/news/coc/shimanabi27/38226/

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★4月まとめ★関西地域の就業力関連ニュース

4月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、関西地域のものをまとめた。

■グローカル人材資格制度「GPMプログラム」をスタート
_2015/04/09 発表元:京都産業大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10524

■京都産業大学、産学連携教育による15週間の長期有給インターンシップを実施
_2015/04/09 発表元:京都産業大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10522

■「京都企業と連携した次代の京都を担う人財の育成事業」報告書を発表
_2015/04/08 発表元:特定非営利活動法人 グローカル人材開発センター
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10520

この地域では他に以下のニュースもあった。

□体験型授業プログラム「環境フィールドワークⅡ」実施報告
_2015/04/15 発表元:滋賀県立大学
_http://coc-biwako.net/archives/1142.html

□滋賀県立大学、彦根市との連携で「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」を設立
_2015/04/15 発表元:滋賀県立大学
_http://coc-biwako.net/archives/1102.html

□平成27年度 社風発見インターンシップ〔真夏篇〕・〔早春篇〕参加学生を募集
_2015/04/09 発表元:滋京奈地域インターンシップ推進協議会
_http://internship.jikeina-sangaku-renkei.com/internship/%E5%B9%B3%E6
_%88%9027%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%80%80%E7%A4%BE%E9
_%A2%A8%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82
_%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97
_%E3%80%94%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E7%AF%87%E3%80%95/

□「SDガイドブック2015」を刊行
_2015/04/01 発表元:公益財団法人 大学コンソーシアム京都
_http://www.consortium.or.jp/sd/8735

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★4月まとめ★東海地域の就業力関連ニュース

4月にPICKUPした「就業力関連ニュース」のうち、東海地域のものをまとめた。

■企業向けインターンシップ等受け入れについての手引き書を作成・発表
_2015/04/14 発表元:愛知県
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10547

■静岡県立大学、COC事業キックオフセミナー開催報告
_2015/04/14 発表元:静岡県立大学
_http://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/10545

この地域では他に以下のニュースもあった。

□バイトで単位取得 中部院大とイオンが連携協定
_2015/04/16 発表元:岐阜新聞
_http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150416/
_201504160908_24733.shtml

□ワークラリーしずおかインターンシップ報告:聖隷健康サポートセンターShizuoka
_2015/04/02 発表元:インターンシップしずおか
_http://career.hedc.shizuoka.ac.jp/internship/?p=846

□ワークラリーしずおかインターンシップ報告:藍澤証券株式会社
_2015/04/02 発表元:インターンシップしずおか
_http://career.hedc.shizuoka.ac.jp/internship/?p=870

「インターンシップcafe in YOKOHAMA」を6月13日に開催

発表元:特定非営利活動法人エティック

NPO法人ETIC.は、横浜を舞台とした「地域未来創造型インターンシップ」のためのイベント、「インターンシップcafe in YOKOHAMA」の開催を発表した。「地域未来創造型インターンシップ」は、横浜において革新的なことに挑戦している企業経営者・起業家のもとで半年間のインターン活動を行うもの。当日はインターンシップ活用セミナー、インターン経験者とのトークタイム、インターン受入企業経営者によるプロジェクト紹介などが予定されている。

【日時】 6月13日 13:00~18:20
【場所】 神奈川県民ホール大会議室

http://kanagawa.etic.or.jp/cafe/

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就業力育成特別教育プログラムの修了式を開催

発表元:島根大学

島根大学は、3月24日、就業力育成特別教育プログラムの修了式を開催した。同プログラムは、社会的・職業的自立のために求められる力について、正課教育・正課外教育の双方を通じて身につけていくことを目的としたもの。2010年度文部科学省「大学生の就業力育成支援事業」の採択を受けて開始。その後2012年度から2014年度まで「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」で継続して実施。このたび、第1期プログラム履修生(2014年度卒業)54名がプログラムを修了した。

http://www.shimane-u.ac.jp/docs/2015041600049/

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長野県、県外2大学と「学生Uターン就職促進に関する協定」を締結

発表元:長野県

長野県は、金沢工業大学および山野美容芸術短期大学と、長野県出身学生のUターン就職の一層の促進を図ることを目的とした協定を締結する。両大学と長野県は、次の事項について連携・協力して実施する。(1).学生に対する県内の企業情報、生活情報等の周知、(2).学内で行う合同企業説明会等、企業情報提供イベントの開催、(3).県の学生向け就職情報提供サービスへの登録呼びかけ、(4).保護者向けの就職セミナーの開催など。4月27日、県庁において調印式を行う。

http://www.pref.nagano.lg.jp/rodokoyo/happyou/150421press.html

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北海道内企業の新卒採用の難度増す

発表元:北洋銀行

札幌に本店を置く第二地銀・北洋銀行は、定例調査「平成27年度 道内企業の新規採用と雇用動向」を発表した。
雇用人員判断DI(「過剰」の回答割合から「不足」を引いたもの)は-33で、前年同期より4ポイント低下。また、今春「新規採用した企業」(43%)は前年より1ポイント上昇したが、採用予定人数に対する充足率は、「予定どおり」の企業(55%)が前年より12ポイント低下し、新卒採用の難易感が増していることを示している。

http://www.hokuyobank.co.jp/company/report/2015/0420.pdf

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「埼玉インターンシップマッチングフェア2015」を6月9日に開催

発表元:埼玉県中小企業団体中央会

埼玉県インターンシップ推進委員会は、「埼玉インターシップマッチングフェア2015」を開催する。推進委員会は県内6大学により構成、協力団体として埼玉県経営者協会、埼玉経済同友会、埼玉県中小企業団体中央会が参加。同フェアは、県内大学生による県内企業へのインターンシップの拡大を図るため、受入企業と希望学生が一堂に会し情報提供と収集を行う機会として開催されるもので、両者がフェイス・トゥ・フェイスで情報をやりとりすることで、インターンシップのミスマッチを防ぎながら、企業情報の学生への浸透を図る。

【日時】 6月9日 14:00~16:15
【場所】 大宮ソニックシティ 地下1階第3~5展示場

http://www.collabosgk-saitama.com/news/%E5%9F%BC%E7%8E%89%E3
%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83
%E3%83%97%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82
%B0%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%EF%BC%92%EF%BC%90%EF
%BC%91%EF%BC%95%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85.pdf

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課題解決型インターンシップにおいて発表会を実施

発表元:「産業界のニーズ~」事業、関東山梨地域大学グループ(幹事校:電気通信大学)

文部科学省「産業界のニーズ~」事業〔テーマB〕「インターンシップ等の取組拡大」に採択された「広域多摩インターンシップ推進事業」に取り組んでいる関東山梨地域大学グループのうち7大学(幹事校:電気通信大学)では、3月16日、課題解決型インターンシップの発表会を行った。株式会社武蔵境自動車教習所で行われたインターンシップには、電気通信大学、亜細亜大学、創価大学、東京経済大学の4大学5名の学生が参加。同社・髙橋明希社長に対してプレゼンテーションを実施した。

http://www.s-needs.uec.ac.jp/news/index.php?e=61

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